冗談ドラゴンクエストⅢ 冒険の書・32
2020.09.04

冗談ドラゴンクエストⅢ 冒険の書・32


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ラダトーム城北の洞くつ

コンラト「さて、これからどちらへ?」
リリア 「ラダトームの住民が言ってましたよね」
町男「北の洞くつの奥には、すべてのものをこばむ底なしのひびわれがある。それこそが
魔王のツメあと。魔王がこの世界に現れた時にできたらしい」
リリア 「行ってみますか?」
勇者「行くに決まっているさ」
ナレ「ラダトームの北方へほどなく行ったところにある洞窟」
コンラト「すべてをこばむとか魔王とか言ってましたけど、どういう意味でしょうね?」
ナタリー「それを調べるために行くのよ」
ナレ「ということで、洞窟に入る一行」
勇者「マドハンドの群れが厄介だな」
コンラト「仲間を呼びますからね。一気に片を付けないと」
リリア 「それに大魔神も呼ぶのが困ります」
ナタリー「まあ、経験値稼ぎにいいんだけどね」
勇者「ここが地上で、余裕があればだろ?」
ナタリー「参ったわ。呪文が効かないじゃない」
リリア 「洞窟全体が呪文を封印されているようです」
ナレ「トロルキング、サタンパピー、ヒドラ、サラマンダーなどが次々と襲い掛かる」
コンラト「回復呪文が効かないのは辛いですね。薬草をたくさん持ってくるべきでしたね」
ナレ「サタンパピーがメラゾーマの呪文を唱えるもかき消された」
勇者「ふうっ。びっくりしたぜ」
リリア 「こちらが呪文を使えないように、魔物も使えないみたいね」
ナタリー「でも、サラマンダーの激しい炎は、呪文じゃないから有効なのよね」
コンラト「出会ったら、炎攻撃される前に倒すしかないです」
ナレ「苦戦しながらも、地下3階にたどり着いた」
勇者「宝箱が5個あるぞ。どれから開ける?」
ナタリー「あなたの論理では、一番遠くのものに重要アイテムありだったっけ?」
勇者「そういうこと。ゆうしゃのたて、ゲットだぜい!俺専用だから、装備っと(^^♪」
コンラト「ゆうしゃというからには、勇者さんの最強装備でしょうね」
勇者「たぶんな。後はミミック、1016G、960G、そして小さなメダル見っけ(*^^)v」
リリア 「ミミックも初遭遇の時は苦戦しましたけど、今は楽勝ですね」
勇者「割れ目があるな……飛び込んでみるか?」
ナタリー「やめなさいよ」
勇者「えいっ!」
ナレ「止めるのも聞かずに、割れ目に飛び込むと……地面が揺れたかと思うと、吐き出さ
れるように、舞い戻ってきた」
勇者「まるで、下からの突風で吹き戻されたみたいだったな」
コンラト「何かの条件が揃えば、この割れ目に入れるのかも知れないですね。ギアガの大穴の
時のように」
リリア 「後は地上に戻るだけですが……」
ナタリー「リレミトの呪文も使えないから」
コンラト「強力な魔物に遭遇しないように祈りましょう」
ナレ「何とか無事に地上に戻り、ラダトームに帰還した」
勇者「さてと、ピカピカ爺さんにMP回復してもらったし、次の目的地は?」
リリア 「ありません」
勇者「ない?」
リリア 「はい。ラダトーム城二階テラスの神父さんが」
神父「ようせいのちずを見て、大陸をくまなく歩けば、きっと道はひらけましょうぞ」
リリア 「と、おっしゃってました。それだけです」
コンラト「つまり、これからは地図を見ながら歩き回って探しなさい……ということでしょう
ね」
勇者「なんだよ。不親切だな……。どっかで攻略本でも売ってないかな?」
ナレ「攻略本と言わずに、せめて『旅のガイドブック』と言って欲しいですね」
勇者「あるのかよ?」
ナレ「ありません!」
ナタリー「あんたの記憶があるじゃないの。FC版ドラクエ Ⅲ をやったんでしょ」
勇者「30年前のことなんか、覚えてねえよ」
コンラト「歩き回って探せというんだから、そうしましょう。魔物と戦い続ければ、レベルア
ップにもなりますからね」
リリア 「どうせ、ラスボスと対戦する時に、レベル不足になるんですから」
勇者「しようがねえなあ……」

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冗談ドラゴンクエストⅢ 冒険の書・31
2020.09.02

冗談ドラゴンクエストⅢ 冒険の書・31


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ラダトーム

町娘「ラダトームの町にようこそ」
勇者「ラダトームか……なんか実になつかしい響きだ」
ナタリー「FC版ドラクエIの思い出でしょ」
勇者「もう、それを言うな。忘れてくれ。時計回りに情報集めしようぜ」
リリア 「広い城下町ですね」
町娘「魔王バラモスをたおしたですって?でも、バラモスなど大魔王ゾーマの手下のひと
りにすぎませんわ」
町男「われらの祖先は、ギアガの大穴を抜け、この地にうつり住んだそうだ」
リリア 「ここは教会ですね」
牧師「こんな夜ふけに、わが教会になんのご用じゃな?」
勇者「何もないよ。ただの顔見せだ。またな」
牧師「では、お気をつけて。神のご加護のあらんことを」
コンラト「夜ふけ?ここの世界には朝が来ないようです」
勇者「二階があるのか。上がってみよう」
ナタリー「牢屋みたいね」
リリア 「教会に牢屋?あら、中に足枷(あしかせ)付けられている人がいますわ」
勇者「(。´-_・)ン?どっかで見たことのある奴だな」
カンタタ「やや、あなたさまは!?私です。カンダタです!悪いことはできませんなあ。こん
な世界に落とされて、今ではマジメにやってますよ。そうだ!昔のお礼にいいことを教え
ましょう。ラダトームのお城には【たいようのいし】ってヤツがあるらしいですよ」
勇者「マジメにねえ……足枷はめられての牢屋入り。どう考えてもマジメになったとは言
えねえだろ。ちなみに、『かんだた』を漢字変換すると『犍陀多』になるな」
コンラト「犍陀多というと、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』の主人公ですね。どちらにしても悪党
です」
ナタリー「次行きましょう」
町女「ここアレフガルドは、閉じられた闇の世界。ただ絶望があるだけですわ」
勇者「あれ?町の片隅にじっとしてる奴がいるな。立ちションか?」
町男「北の洞くつの奥には、すべてのものをこばむ底なしのひびわれがある。それこそが
魔王のツメあと。魔王がこの世界に現れた時にできたらしい」
勇者「魔王のツメあとか……。行ってみる必要があるな」
リリア 「ここの連棟の家は?」
子供「ぼく、呪いをとく勉強をしてるんだよ。みんなが呪いにかかったら、ぼくがといて
あげるんだ」
勇者「そうか……頑張れよ。ドラクエIのプレイヤーのためにな」
老人「雨と太陽があわさるとき、虹の橋ができる。古い言い伝えですじゃ」
コンラト「雨と太陽ですか。太陽の方は、カンダタの言っていた【たいようのいし】のことで
しょうか?」
勇者「うむ」
剣士「魔王は、絶望をすすり、にくしみを喰らい悲しみの涙でのどをうるおすという。わ
れらアレフガルドの人間は、魔王にかわれているようなものなのか……」
勇者「ここは宿屋か。泊まっている人がいるな」
宿人「くっ苦しい……!」
リリア 「どうしましたか?わたしが手当てしましょうか?」
宿人「ごはんの食べすぎで、おなかが苦しい……」
勇者「しばいたろか!ほっておけ!!」
剣士「ここを道ぞいに歩けば、、ラダトームのお城です」
勇者「よし、ラダトーム城へ行くぞ……と思ったけど、街道の南に建物があるな。
見落とすとこだったぜ」
町女「いのちのゆうびわは、生命の源。ゆびわをはめていれば、歩くたび体力がよみがえ
りましょう」
リリア 「その指輪、体力の低いナタリーさんにぴったりですね」
ナタリー「てか、どこにあるかも分からないのに?」
勇者「おい、ナレーション。どこにあるか、知っているか?」
ナレ「秘密です(^^♪」
勇者「だとよ。自分で探せってか……」


ラダトーム城

衛兵「ラダトームのお城にようこそ」
娘 「きっと、この国にも朝が来ると信じていますわ」
青年「このお城と海をはさんで、むこうに見えるのが大魔王の城です」
男子「お城の宝だった武器や防具を、魔王がうばって隠してしまったんだ」
女子「魔王でもこわいものがあるのかなあ……」
ナレ「宝箱が三つある部屋がある」
勇者「ちぇっ!空っぽだぜ」
リリア 「男の子の言ったとおりですね」
ナレ「西側階段を昇った所は宿屋のようであった」
宿主「かつては、ここにも多くの勇者さまがお泊りでした。だけど誰も帰ってこなくて、
空き部屋ばかりで……。うっうっ……」
宿人「うう…ギアガの大穴にもどって、このことをほうこくしなければ…だが、おそろし
くて外へなど出れない…うう……」
リリア 「この人、あのギアガの大穴にいた兵士のお仲間みたいですね」
ナレ「1階に戻る」
コンラト「北側の壁の切り欠きから外へ出られそうですよ」
男 「アリアハン!?どこかで聞いた名前だな。そうだ!そういえば、そこから来たって
いうおっさんが1人いたな!」
勇者「おっさんって誰だ?まさか……」
ナタリー「オルテガさんじゃないの?」
衛兵「この国は、精霊ルビスさまがつくったと聞きます。しかし、そのルビスさまさえ、
魔王の呪いによって、封じこめられたそうです」
リリア 「封じられた精霊ルビスさま……一応メモしておきますね( ..)φカキカキ」
炊事「ここは、お城の台所ですわ」
勇者「腹が減ったぞ。飯食わせてくれよ。かつ丼がいいな」
コンラト「最後の鍵の扉の先、バリアーの向こうに兵士がいます」
勇者「バリアーのあるところ重要情報ありだな。ナタリー、トラマナだ!」
ナタリー「うるさいわね!」
ナレ「トラマナ(ダメージ床回避)の呪文を使って、兵士の所へと行く」
兵士「大魔王ゾーマをたおすなど、まるで夢物語だ。しかし……かつて、この城にあった
という、おうじゃのけん・ひかりのよろい・ゆうしゃのたて。これらをあつめられればあ
るいは……」
勇者「おうよ。集めてやろうじゃないか!」
リリア 「ここの扉はなんでしょうか?」
コンラト「外に通じているようですね。台所のそばだから、勝手口?」
ナレ「外に出てみると東庭園とも呼ぶべき場所に出た」
リリア 「猫ちゃんがいるわ」
猫 「にゃ~ん」
勇者「なんだ。ただ鳴くだけかよ。情報とかアイテムとかくれねえのか」
ナタリー「でも、猫のいる場所を見てよ」
勇者「場所?」
ナタリー「ほら、城の内堀から1マス外れた場所にいるでしょ」
コンラト「そうですね。内堀に沿って歩けそうです。行ってみましょう」
ナレ「内堀沿いに歩いてゆくと、階段が見つかった」
勇者「なるほど、そういう仕掛けだったのか。たった1マスの罠というか、これに気付か
なければ永遠に謎は解けないというやつだ」
リリア 「猫ちゃんが、目印になっていたのね」
ナレ「階段を下りた部屋」
男 「なに?たいようのいし?そんな物は、ここにはないぞ。しかし、おかしなものじゃ
な。わしは、夢を見たのじゃ。この国に朝が来たとき、誰かがわしにその石をあずけに来
る夢をな……」
ナタリー「たいようのいし、ですってよ」
勇者「例の3つのアイテムの一つだな。う……む、俺の感だとこの城のどこかに隠されて
いると思うのだが」
ナタリー「ガンダタが言っていたわよね」
コンラト「城の中を良く観察してみましょう。隠し通路があるかもしれません」
リリア 「ちょっと台所の南側の壁がやけに厚いんですけど、変じゃありませんか?」
勇者「よし、調べてみよう」
ナレ「手探りで壁を調べると……」
リリア 「ありました!隠し通路です」
勇者「でかしたぞ。昇り階段があるな」
ナレ「二階の隠し部屋の宝箱から、勇者は『たいようのいし』を手に入れた」
勇者「こっちの樽の中から、550Gとすばやさのたね見っけ」
コンラト「そろそろ、王様に謁見しませんか?」
ナレ「ということで、謁見の間に続く二階への階段に戻ってきた」
勇者「その前に、ピカピカおじさんに会っておこうぜ」
MP翁「おお、はるか国より来たれり勇者たちに光あれ!(ピカピカ!)」
ナレ「一行のMPが全回復した」
勇者「よしよし、この爺さんはI・II・Ⅲと、いつもこの場所で頑張っているんだよな」
リリア 「でも、数百年にも渡ってご存命しているのかしら」
ナタリー「まさか、何世代にも渡って家系の仕事としてやってるんでしょ」
コンラト「さて、そろそろ……」
勇者「わかった。王様に会うとしようか」
ナタリー「謁見ね」
国王「うん?見知らぬ顔じゃな。そうか、そなたらもまた上の世界から来たと申すか。わ
しがこの国の王ラルスじゃ。わしの所に来るまでに、人々の話からおおよそのことは、聞
きおよんでいるであろう。もはや、この国には絶望しか存在せぬ……。しかし、そなたら
が希望をもたらしてくれるというなら、待つことにしよう。勇者が次のレベル…以下略」
ナレ「謁見を終えて階段を降りようとした時」
コンラト「あれ?南に門がありますよ」
勇者「よし、行ってみよう」
ナレ「そこは城の二階テラスのようであった」
神父「おや、見ない顔ですね。なんと、魔王をたおすため、上の世界からっ!?」
勇者「そうだよ」
神父「おお、やはり!しかし、不慣れな土地で、さぞや苦労をなさいましょう。おお、そ
うじゃ!これをもってゆきなされ!この地図があれば、すこしは役にたちましょう」
ナレ「勇者は、ようせいのちずをうけとった!」
神父「ようせいのちずを見て、大陸をくまなく歩けば、きっと道はひらけましょうぞ」
勇者「ようせいのちずか……。上の世界の地図とはまた別になっているのか」

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銀河戦記/鳴動編 第二部 第八章 トランター解放 Ⅶ
2020.08.29

第八章 トランター解放




「全艦全速前進! 敵の中央に潜り込め!」
 艦艇の絶対数で劣っている連邦としては、乱撃戦に持ち込んで同士討ちに誘い込むしか
ない。

 連邦の作戦行動に驚愕の反応を見せる伯爵。
「馬鹿な、ありえない!」
「多勢に無勢、気がふれましたか?」
 戦闘訓練では、向かい合っての撃ち合いが基本の帝国軍には、往来激戦など理解できな
かった。
 懐に飛び込まれて右往左往する間に同士討ちを始めた。

「思った通りだ。これで少しは長生きできるな」
「いつまで持ちますかね」
「ま、神に祈るだけの時間は稼げるさ」
「祈るのですか?神を信じているなんて意外です」
「俺は信じてはいないが、部下の中には一人ぐらいはいるだろう」
「ですかね」
「さてと、そろそろ反撃が来る頃だな」
 冷静さを保っている艦及び冷静さを取り戻した艦を中心に反撃を開始した。
 十五対二百五十では、まぐれ当たりでも損害率には大きな開きが出る。
 次々と撃沈されていく連邦艦。
「味方艦全滅!この艦のみになりました」
「敵艦にどれくらいの損害を与えたか?」
「およそ八十隻かと」
「まあ、よくやったというべきだろうな」
 帰る道を閉ざされている以上、降伏か玉砕しか選択肢はない。
「ようし!全速で敵旗艦へ迎え。ぶち当ててやる!」
「特攻ですか?」
「今更、降伏もないだろうからな」
「了解!機関全速、取り舵十度!」

「真っすぐ向かってきます!」
 正面スクリーンに、猛スピードで迫りくる敵艦に、伯爵艦は慌てふためいている。
「回避しろ!」
「取り舵全速!」
「だめです。間に合いません!」
 パネルスクリーンに目前に迫る敵艦。
「衝突警報!総員、何かに掴まれ!」
 と同時に激しい震動が艦内を襲った。
 艦内の至る所で、衝撃を受けて転倒する者が続出した。
「みんな無事か?」
「は、はい」
「艦内の損傷をチェックしろ」
「今調べているところです」
「敵艦はどうしたか?」
「粉々に砕け散ったもようです」
「こちらの装甲がより厚かったというところだな」
「それに敵艦はかなり損傷を受けていましたしね」
 被弾した艦艇に残る将兵達の救助が始められた。
 ある程度作業が進んだ頃合いを見てから、
「救助艦を残して残った艦艇を再編成してトカレフに向かうぞ」
 侵略を開始した。

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