冗談ドラゴンクエストⅢ 冒険の書・5
2020.04.22

冗談ドラゴンクエストⅢ 冒険の書・5


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ノアニール西の洞くつ

ナレ「なんだかんだで、勇者含めた一行が西の洞くつへとやってきた」
勇者「げげっ!いきなりマタンゴが画面一杯出やがった(`A´)」
ナタリー「画面じゃなくて、視界でしょ」
勇者「そんな事はどうでもいい!」
ナレ「マタンゴの甘い息(眠り攻撃)によって、眠らされる一行。眠っている間に攻撃を受け
HPが削られてゆく。眠りから覚めても、マタンゴの眠り攻撃は容赦ない。そして全滅!」
国王「おお、勇者!死んでしまうとはふがいない!勇者が次のレベル……」
勇者「ちきしょう!マタンゴの奴め!素早さも一枚上で、先制攻撃されるし。おい、おまえ
ら何とか言え!」
ナレ「全滅で仲間は棺桶状態。誰も答えるものはいない。わざと言ってるでしょ」
勇者「なあ、なんで俺だけ復活させてくれるんだ?所持金半分ふんだくるんだから、全員復活
させろよ」」
ナレ「それは……」
勇者「それは?」
ナレ「それは……ゲームメーカーに聞いてください」
勇者「こら、逃げるな」
ナレ「早く、仲間を教会で復活なされてはいかがですか?」
勇者「まあいいわ。貸しにしておくぜ」
ナレ「教会でパーティーを全員復活させて、ノアニールの洞くつに再挑戦し、2階で回復の泉
を見つけた」
勇者「これはいい!しばらくここを拠点にレベルアップしようぜ。マタンゴ相手にも余裕で
勝てるくらいにな」
ナレ「泉の周りをくるくる回るようにしてレベルアップに励み、頃合いよしとみて再出発し
て、ついに最下層にたどり着いた」
ナタリー「地底湖が広がっているわね」
リリア 「見てください。湖の中の小島に宝箱があります」
コンラト「最下層の宝箱ということは、目指すものが入っていそうですね」
勇者「空だったり、ミミックだったりした怒るからな」
ナレ「あの、ミミックはもっと先でないと出ませんが……」
勇者「さもありなん、って感じだが落とし穴とかの罠があるんじゃないだろな」
ナタリー「うだうだ言ってないで、宝箱!」
勇者「わかってるよ」
ナレ「勇者は宝箱を開けた。なんと!ゆめみるルビーをみつけた!」
リリア 「あら、箱の中に書きおきが残されてますわ」
勇者「読んでみてくれ」
ナレ「お母さま。さきだつ不孝をおゆるしください。わたしたちはエルフと人間。この世でゆ
るされぬ愛なら…せめて天国でいっしょになります……。アン」
コンラト「どうやら、ルビーと書置きを残して、この湖に入水自殺されたようですね」
リリア 「早速、エルフの里に戻って、女王様に報告しましょう」
勇者「まあ、待て。まだ見つけていない宝箱探しも残っている。集め終わってからだ」
ナタリー「しようがないわねえ……」
リリア 「へそを曲げると、後が怖いですからね」
ナレ「そんなわけで……。宝箱を回収してから、エルフの里へと戻ってきた」
女王「その手にもっているのは、ゆめみるルビーでは……?なんと!アンと男は地底の湖に身
をなげたというのですか!?おお!わたしがふたりをゆるさなかったばかりに……」
ナレ「しばらく悲哀にくれる女王だった」
女王「……。わかりました。さあ、このめざめのこなをもって、村にお戻りなさい。そして呪
いをときなさい。アンもきっとそれを願っていることでしょう……。おお、アン!ママをゆる
しておくれ」
勇者「なあ、ルビーを取り戻したんだぜ。俺にもなんかくれよ」
ナタリー「な、なにを言っているのよ。失礼よ!!」
女王「あなたがたには、お礼をいわねばなりませんね。けれど……わたしは人間を好きになっ
たわけではありません。さあ、おゆきなさい」
勇者「ケチ!!」
ナレ「無碍にも断られる勇者だった」
リリア 「めざめの粉を持って、ノアニールの村人の呪いを解きましょう」
ナレ「ノアニールの村に戻ってきた」
勇者「ここで、めざめのこなを使えばいいんだよな」
リリア 「その通りです」
勇者「報酬もなしに、アイテムを手放すのは心苦しいが……」
ナタリー「なにを言ってるの?」
勇者「判ってるよ」
ナレ「勇者は、めざめのこなを手のひらにのせた。めざめのこなは、風にまい上がって村をお
おっていく!(粉が舞うアニメーション)なんと!ひとびとは目ざめはじめた!」
コンラト「村人たちが目ざめてゆきますよ」
リリア 「これで情報が聞けますね」
娘A「ふわあ…。ノアニールの村にようこそ」
娘B「あらいやだ。わたし、こんなところでねてたわけ?はずかしいわ……。でもどうして、
外でねむったりしたのかしら??それにずいぶん長い間、ねていたような……」
男A「ええと、旅のとちゅうでこの村に立ち寄ってそれから…。どうしたんだっけ??う~
む…それはそうと、昔アッサラームで『まほうのカギ』のウワサを聞いたことがある。アッサ
ラームはロマリアの東だ。それにしても、オレはいったい…」
リリア 「重要情報が得られましたね。メモしておきます( ..)φカキカキ」
子供「もう、ちっともねむくないやいっ」
村人「あーあ、よくねた。いったいなん年くらいねむっていたんだろう…。なんちゃって、じ
ょうだんですよ。なん年もねむるわけないじゃないですか」
勇者「ところがどっこい。眠り続けていたんだよ」
村人「まだらくもいと、があれば魔物のすばやさをさげられるだろう。うん?おれは、いきな
りなにをいってんだあ!?ねぼけたかな……」
老人「こりゃ、なんとしたことじゃ!ちょっとねむっとった間に、むらがしげみでおおわれて
おる!」
勇者「おお、唯一起きていた老人がいる」
老人「おお、聞こえる…聞こえるぞい!ひとびとのざわめきが…。どこのどなたか知らぬが、
なんとお礼をいってよいやら!やれ、うれしや!」
勇者「そんなにうれいしいなら、なんかくれ……ないようだな」
ナレ「そのそばの家に入る」
勇者「壺があるな……。すばやさのたねが入っていたぞ。ラッキー!続いて二階に上がるぞ」
ナレ「早速家探しをはじめる。本棚で見つけたものは……」
勇者「かなしいものがたり……か、どんな効果があるんだ?王の所でセーブした後、試してみ
るか」
ナタリー「こちらの宝箱にはブーメランがあったわよ」
子供「……。あっそうだ!ボクは、おじいちゃんのところに、あそびにいくとちゅうだったん
だ」
町娘「(宿屋)あら、うたたねしちゃったみたいだわ。ねてる間に、男のひとがあたしにおか
しなマネしてたら、どうしようかしら…いや~ね」
戦士「(二階へ)オレは、世界中を旅しておおくの戦士たちを見てきたが…あのアリアハンの
オルテガこそ、まことの勇者といえるだろう。なんと、そなたはあのアリアハンの勇者オルテ
ガのむすめさんか?」
勇者「うむ、どうやら……そういうことらしいな」
戦士「オルテガは、ついきのうまでそのとなりの部屋に泊まっていたはず。たしか、まほうの
カギを求めて、アッサラームにむかうといっておったが、しかし……それが本当にきのうのこ
とであったか……おかしなことに、何年もねむりつづけていた気がしてならぬのだ」
勇者「となりの部屋ね……」
ナレ「おもむろに隣の部屋に入ってみたが、何も発見できなかった」
町娘「ああ、オルテガさま。いってしまわれたのですね。しくしく……。オルテガさまは、森
で魔物におそわれていた私を、この村までつれて来てくださったのです。あの、たくましいウ
デ…でもオルテガさまは、きのうおひとりで旅立ってしまいました」
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銀河戦記/機動戦艦ミネルバ 第七章 宇宙へ(最終回)
2020.04.19

 機動戦艦ミネルバ/第七章 宇宙へ(最終回)


IV


 ワープゲートから、次々と出現する艦艇。
「ウィンディーネを確認しました」
 オペレーターが紅潮しながら報告する。
「続いてドリアード、フェニックスと続いています」
 アレックス・ランドール配下の旧共和国同盟軍第八師団所属の精鋭艦隊が続々と登場し
つつあった。
 さらに第五師団所属、リデル・マーカー准将の第八艦隊以下、第十四艦隊、第二十一艦
隊も勢揃いした。
 アレックスの配下にあるアル・サフリエニ方面軍総勢六十万隻が勢揃いしたのである。

「ウィンディーネより入電」
「繋いでください」
 正面スクリーンに、ゴードン・オニール准将が出る。
「よお、待たせたな」
「お久しぶりです」
「つもる話は沢山あるが、アレックスが苦戦しているだろうから、先に行くよ」
「判りました。お気をつけて」
 総勢六十万隻に及ぶゴードン達の艦艇は、連邦遠征軍と交戦中のアレックス達の援軍と
して到着したのである。
 速やかに現場に向かう必要があったので、フランソワとは話し合ってる暇などなかった
のである。
「さて、我々は地上に戻りましょう」
 宇宙戦艦ではないミネルバは、援軍に参加することは不可能であるし、まだ地上での作
戦が残されている。
 偽情報だと気づいた駐留艦隊が、取ってひき返してくれば、ミネルバ一隻では太刀打ち
できない。


 海底秘密基地に戻ってきたミネルバ。
 レイチェルにワープゲート奪取作戦の報告をするフランソワ。
「お疲れ様でした。ミネルバの全員に四十八時間の休息を与えましょう」
「ありがとうございます。ですが、反攻作戦が始まったというのによろしいのですか?」
「大丈夫です。我々メビウスの新たなる作戦は、ランドール提督が連邦遠征軍を打ち負か
して、その勢いでトランターへ進撃を開始、そしてトランター降下作戦が始まってからで
す」
「それで四十八時間ですか……」
「まあ、ゆっくりと養生してください。眠れなくなる前にね」
「はい。判りました」
 フランソワは敬礼して、司令官室を後にした。
 一旦ミネルバに戻って、乗員に四十八時間の休息を取るように指示した。
 喜び勇んで、艦を降り始める乗員達。
 基地には艦内にはない多種多様の施設がある。
 食堂へ急ぐ者、レクレーション施設に向かう者、もちろん艦内の自分の部屋で寝る者も
いた。


 ミネルバを含むメビウス部隊の活躍は、まだまだこれからであるが、ひとまず物語を終
えよう。
 ミネルバの活躍は、銀河戦記/鳴動編の本編でお楽しみ下さい。


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銀河戦記/鳴動編 第二部 第七章 反抗作戦始動 I
2020.04.18

第七章 反抗作戦始動




 その頃。
 対戦相手の総督軍艦隊も着々と銀河帝国へと進撃していた。
 旗艦ザンジバルの艦橋の指揮官席に着座する、戦略陸軍マック・カーサー大将。
 共和国同盟総督となったのを機に大将に昇進していた。
「奴は本気で百五十万隻で我々と戦うつもりなのか?」
「そのようです」
「信じられんな。狂気としか思えんが」
「ランドール提督のこと、また何がしかの奇策を用意しているのでしょう」
「奴が戦ってきたのは、せいぜい一個艦隊程度の戦術級の戦いだ。これだけの大艦隊を率
いた国家の存亡を掛けた戦略級の戦いなどできるわけがない」
「なるほど未経験ならば勝てる算段も難しいというわけですか」
「この戦いは艦隊同士の正面決戦になる。戦略級では数が勝負なのだ」
「なるほど、納得しました」
 丁度その時、給仕係が食事を運んできた。
「お食事の時間です」
 ワゴンに乗せられた料理に手をつけるカーサー提督。
 それを口に運びながら、
「また、これかね。たまには肉汁たっぷりのステーキを食いたいものだ」
 携帯食料に不満をぶつけ、苛立ちを見せている。
「贅沢言わないでくださいよ。ここは戦場なんですよ」

 バーナード星系連邦は、長期化した戦争により、慢性的な食糧不足に陥っていた。
 働き手が軍人として徴兵されているがために、農地を耕す労力が足りないからである。
 足りない食料は、銀河帝国からの輸入にたよっていたが、十分に充足できるものではな
かった。
 庶民の不満は、厳しい軍事政策によって抑制されていた。
「欲しがりません、勝つまでは」
 日頃からの教育によって、贅沢を禁じられ、いや贅沢という言葉さえ知らないのである。
 慎ましやかに生活することこそが、美徳であるとも教え込まれている。
 とは言うものの、それは一般庶民や下級士官の話である。
 将軍などの高級士官ともなると、肉汁したたるステーキが毎日食卓に上る。
 しかし戦場では贅沢もできない。
 戦艦には食料を積み込める限度というものがあり、狭い艦内では下級士官の目が常にあ
るからである。
 戦時食料配給に沿って、将軍といえども下級士官と同じ食事を余儀なくされていた。
 カーサー提督は話題を変えた。
「それよりも、本国との連絡はまだ取れないのか?」
「だめです。完全に沈黙しています」
「本国とのワープゲートも閉鎖状態です」
「やはり、クーデターが起きたというのは本当らしいな」
「そのようですね」
「我々が銀河帝国への侵攻を決行したのを見計らって、クーデター決起するとはな」
「タルシエン要塞が反乱軍に乗っ取られ、本国側のワープゲートをクーデター軍に押さえ
られては、鎮圧部隊を差し向けることも叶いません」
「連邦でも屈強の艦隊をこちら側に残していったのも、クーデターをやり易くするための
方策だったのだ」
「精鋭艦隊はメイスン提督の直属の配下ではありませんからね」
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