冗談ドラゴンクエストⅢ 冒険の書・9
2020.05.03

冗談ドラゴンクエストⅢ 冒険の書・9


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夜のイシス

勇者「さて、夜のイシスを探検だ!魔法の扉を開けまくるぞ。まずは、4個の宝箱のある
左側の部屋」
兵士「お城のたからは、すべて女王さまのもの。へんな気をおこさぬようにな」
勇者「と言われても、頂く物は頂いちゃうもんね(*^^)v。72G、かしこさのたね、ルビー
のゆでわ、きぬのローブか」
側近「私の兄うえもこうして、きよき水をながめるのが、好きだった。だが、東の国へい
くと、アッサラームの町に向かったまま、まだ帰らぬのだ」
勇者「ふむ……?アッサラームには、それらしき人物はいなかったようだが……次は、右
側の4個の宝箱だな」
兵士「女王さまのたからものをまもるのも、われわれ兵士の役目だ」
勇者「そいじゃ、さっそく頂きます。おうごんのティアラ、80G、いのちのきのみ、そ
して小さなメダル見っけ(*^^)v」
三人「見なかったことにします……」
勇者「さて、後は謁見の間の扉だな……二階に上がろう」
ナレ「ここは、女王の寝室です」
侍女「なに用かは知りませぬが、お引きとりくださいませ。あらぬうわさが立ちますわ」
勇者「大丈夫じゃないの?俺、女の子なんだから」
女王「ひと目をしのんで、私に会いに来てくれたことうれしく思いますわ。なにもしてあげら
れませんが、あなたにささやかなおくりものを、さし上げましょう。私のベッドのまわり
をしらべてごらんなさい」
勇者「ベッドの北側の床に、いのりのゆびわが落ちていたぞ」
ナタリー「ありがたいわ。これで魔力の回復ができるわね」
勇者「しかし、直接手渡してくれりゃいいものを……。それに北枕だろ?縁起が悪くない
のかな?」
リリア 「縁起をかつぐのは東洋のものでは?」
勇者「そうか?ま、いいか。イシスはこんくらいかな。アッサラームのまほうの扉を開け
に行こう」

夜のアッサラーム

ナレ「ということで、アッサラームに戻ってきた」
勇者「まずは劇場だな」
ナレ「劇場奥の扉を開けて、舞台裏に入る」
女 「なんでも、岩山に東の国へ通じる洞くつがあるって。その話を聞いて、あたしたち
も東にいこうとしたことがあるわ。つぎは、東の国にも、げきじょうをひらこうって。で
も洞くつはとちゅうでふさがっていて、ノルドというホビットに会えただけなの」
勇者「ああ、知っているぞ。追い払われたよな」
座長「そんなわけで、私が東にいけなかった、ここの座長です」
勇者「ところで、壁に鏡が並んでいるな」
ナレ「勇者は、カガミをのぞきこんだ」
勇者「私って、やっぱりきれいよね」
ナレ「勇者はちょっぴり安心した」
勇者「ちょ、ちょっと待て!俺は、鏡を覗き込んだだけで、『私って、やっぱりきれいよ
ね』なんて、一言も喋ってないぞ!」
ナタリー「魔法の鏡なんじゃない?」
コンラト「鏡に閉じ込まれし男よ、この世で一番美しい女はだーれ?という奴ですか」
リリア 「白雪姫ですね。まほうのカギで入った部屋なんですから、魔法アイテムがあっても
不思議ではありませんね」
ナタリー「あんたの潜在意識を投影して、鏡が答えたんじゃないの?」
勇者「ま、まさか……と、とにかく、他を当たるぞ」
ナレ「そそくさと部屋を退散する勇者だった」
勇者「次は、北の方の魔法の扉だな」
男 「おや、旅のひとですな。私も、いつか東へいってみたいと、思っているのだが……
東の国へゆくには、ホビットだけが知っているという、ぬけ道を通るしかない。しかし、
ホビットのノルドはとぼけているのか、ぬけ道を教えてくれないのだ。やはり、ノルドの
ともだちのポルトガの王にたのむしかないのであろう……」
勇者「ポルトガ?どこだ??…はともかく、本棚にユーモアのほんを見つけたぞ(*^^)v」
ナタリー「どうやら、次の目的はポルトガみたいね」
勇者「で、それはどこにあるんだ?」
コンラト「それより、左の部屋に蠢(うごめ)いているのは魔物では?」
勇者「聞いてみよう。おい、魔物!ポルトガを知っているか?」
魔物「にゃ~ん。………???うげ!化けそこなったか!えーい!どうせ同じことよ!」
ナレ「ベビーサタンが現れた!」
勇者「ほいさ!」
ナレ「いとも簡単に魔物を倒した」
勇者「今の奴は、なんだったんだ?何の情報も教えず、ゲーム上の単なるお遊びか?」
コンラト「そうですね。ポルトガとかいう場所のヒントでも教えてくれれば……」
リリア 「行き詰った時は、原点に戻れって言いますけど……」
ナタリー「原点ね……。ちょっと地図を開いてみたら?まだ、訪れていない場所は、色塗りさ
れてないはずよね。そこから判断したら?」
勇者「それは、いいんだけど……」
コンラト「考え込んで、何か思い当たることでも?」
勇者「ポルトガという名前だよ。どう考えても、これは『ポルトガル』だよな。ロマリア
は『イタリアのローマ』だったから……」
ナレ「と、町の外に出て地図を開いて確認すると……」
勇者「そうだよ。ロマリアの西側の地図が、まだ塗られていないだろ?」
ナタリー「そういえば、そうね」
コンラト「ロマリア周辺で、見落とした場所があるのでは?」
勇者「よし、ロマリアに戻ろう!」
ナタリー「そういえば……。ロマリアの王さまに、カンダタから取り返した、『きんのかんむ
り』返してないわよね」
勇者「そうだった……。わずかだけど、守備力アップするから、そのまま被ってたよ。あ
はは(≧◇≦)」
コンラト「横領はいけませんね」
勇者「返せばいいんだろ、返せば……」
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銀河戦記/鳴動編 第二部 第七章 反抗作戦始動 Ⅲ
2020.05.02

第七章 反抗作戦始動




 ザンジバル艦橋。
「何だと! もう一度確認しろ!」
 突然、通信班長が部下の通信士に向かって怒鳴るように言った。
「間違いありません。何度も確認しましたから」
 通信士は汗を拭いながら答える。
「そんな馬鹿なことがあってたまるか……」
 彼自身も信じられないという表情がありありだった。
「事実です」
 そんなやり取りを耳にして、マック・カーサー大将が尋ねた。
「どうした? 何を騒いでおる」
「はあ……。共和国同盟の各地で暴動が起きました」
「暴動だと?」
「首都星に駐留していた防衛艦隊の半数が暴動鎮圧のために各地へ出動したもようです」
「暴動鎮圧に向かっただと? 誰がそんな命令を出したのだ」
「共和国同盟総督府マック・カーサー総督の名において出動命令が出されています」
「馬鹿な。儂は命令など出してないぞ」
「ですが、間違いなく総督の認証コードで発せられています。何者かが認証コードをハッ
キングして、艦隊に指令を出したものと思われます」
「う……一体誰なんだ」
 言いながら、端末を操作していたが、
「だめだ!」
 ドンと両手の平で端末を叩き付けるカーサー提督。
「どうなさいましたか」
「儂の認証コード用の暗号コードが変更されている。トランターの統帥本部コンピュー
ターにアクセスできない」
「それじゃあ、暗号による指令が出せないということではないですか」
「とにかく、まだ半数の艦隊が残っているのだな」
「そ、それが……つい先程、反乱軍と思われる多数の艦隊が接近中とのことで、残存艦隊
も迎撃に出撃したもようです」
「馬鹿な! それでは首都星は丸裸ということではないか。呼び戻せ!」
「だめです。先の鎮圧部隊ともども、連絡がつきません」
「何ということだ……。こんな大事な時に……」
 頭を抱えるカーサー提督。

 報告は続く。
「大変です! 首都星トランターに二千隻の艦隊が出現し、首都防衛地上部隊と交戦
中!」
「二千隻だと?」
「ランドール配下の第八占領機甲部隊『メビウス』です」
「各地の軍事施設を急襲してこれを無力化。さらに機動戦艦『ミネルバ』を主力とした艦
隊が、総督府を包囲せんと展開中です」
「こちら側の勢力は?」
「防衛地上部隊が四千隻に水上艦艇が六千隻です」
「なら問題はあるまい。こちらには新造の機動戦艦もあるしな」
「現在、ミネルバ級同型三番艦『アルキメデス』が迎撃に出ました」
「それにしても、一体どこに隠れていたんだ?」
「報告によりますと、メビウス部隊は第十七艦隊新設の際に分離独立されて、軍事演習目
的でトランターに残ったとありますが、その後消息を断って完全に沈黙してしまいました。
いずこかに秘密基地を建設して隠れていると噂されています。配下の工兵部隊なら秘密基
地の建設も容易でしょう」
「司令官は誰だ?」
「ランドール提督の腹心で、レイチェル・ウィング大佐です」
「どんな奴だ」
「ランドール提督が最初の独立遊撃艦隊を新設した時に副官として任官し、最初の参謀役
として情報参謀を務めていたようです。共和国同盟開国以来最初の女性佐官です」
「女なのか?」
「はい。提督が作戦立案を練るときには、彼女の情報力が大いに寄与していたと言われま
す。かのタルシエン要塞攻略の作戦立案にも参画した功績で大佐に昇進したもよう」
「情報参謀か……」
「認証コードをハッキングしたのも彼女らではないですか?」
「ありうるな……」
「ともかく、今日あることを予想しての第八占領機甲部隊の配置。ランドール提督の先見
性は神がかりものですね」
「敵将を賛美してどうするか。士気に関わるぞ」
「あ、申し訳ありません」
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11
冗談ドラゴンクエストⅢ 冒険の書・8
2020.04.30

冗談ドラゴンクエストⅢ 冒険の書・8


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ピラミッド

ナレ「イシスから、ひたすら北上するとピラミッドが見えてきた」
勇者「一個しかないのか?有名なギザのピラミッドは大中小の3基あるよな。スフインク
スもないし……」
ナタリー「それはパラレルワールドの世界のことでしょ」
勇者「まあいいや。突入するぞ!」
ナレ「ピラミッドに入った」
勇者「お!BGMが何となくエジプト風に変わったな」
ナタリー「そうかしら……あたしは不気味な感じだけど」
ナレ「ミイラおとこ、が現れた!」
勇者「さすがピラミッドだぜ!ミイラとはな」
リリア 「アンデットですから、わたしのバギが効きそうです」
勇者「ミイラ男がやたら出やがるな。さすがピラミッドだぜ!しかし、ミイラ男ばかりで
ミイラ女はいないのか?男女均等法に抵触するぞ」
ナレ「などと、ぶつぶつ言いながら通路を進んでいると……」
勇者「あああ!Σ( ̄□ ̄|||)」
ナレ「落とし穴に落ちた」

勇者「さすがピラミッドだぜ。王家の財宝を守るためのトラップか?」
ナタリー「上に昇る階段はどこかしら?」
リリア 「ありました!南西の隅の狭い通路の先です」
ナレ「魔物を討伐しながら、3階に上がってきた」
コンラト「東西に狭い通路と、北へ広い通路があります」
勇者「なんか聞いたことがあるな……ギザのクフ王のピラミッドの王の間へと続く大回廊
を思わせるな。北へ行ってみるか」
リリア 「だめです。大きな扉が塞いでいます。盗賊の鍵では開きません」
コンラト「戻りましょう」
リリア 「この3階って……気づいたんですけど、左右対称のシンメトリーですよね?」
コンラト「そういえばそうですね。左右対称です」
リリア 「イシスの子どもが唱っていた、東の東から西の西という謎の言葉を示す場所ではな
いでしょうか?」
ナタリー「南東と南西の突端が怪しそうだわ」
勇者「なるほど、調べてみるか……お、ボタンがあるぞ!」
リリア 「あ、適当に押さないで下さい。東の東から西の西です!」
勇者「そうか、まずは東の突端の東側のボタンをポチッと押して、西の突端に回って西側
のボタンをポチッとな」
ナタリー「あら、北側の方で何か大きな音がしたわ。さっきの扉の所」
リリア 「戻ってみましょう」
勇者「お!扉が開いているぞ。その先に宝箱が二つある!!」
ナレ「勇者は、スタミナのたねと『まほうのかぎ』を手に入れた」
勇者「よっしゃあー!これで各地の開けられなかった扉が開く」
コンラト「戻りますか?上に昇りますか?」
勇者「もちろん上だ!!」
ナレ「ということで、さらなる探索のため上の階へと向かう。そこは4階、手に入れたば
かりのまほうのカギを使って扉を開けて中に入ると」
ナタリー「なにこれ?宝箱がズラリと並んでるじゃない?」
勇者「うーむ……」
ナレ「と、しばらく考えていたが」
勇者「今はやめておこう。イシス城地下の宝箱みたいに亡霊が守っているかもだからな。
その時は見逃してくれたが、ここではそうもいかないだろう」
ナタリー「諦めるのね」
勇者「今はな……。レベルが上がって余裕が出てきたら、また取りに来よう。それに、例
の呪文が効かない謎の場所ってのも気になるしな」
コンラト「それじゃ、行きますか」
ナレ「宝箱を横目に上へと昇り、5階に着いた」
勇者「また、まほうの扉かよ。ここに来るには、当然まほうのカギを手に入れているわけ
だし、無意味じゃね?」
ナタリー「気にしないでいくわよ。と……宝箱には、『はでなふく』が入っていたわ」
リリア 「遊び人専用の服のようですね。勇者さん、似合いそうですよ」
勇者「ば~か('ω')勇者の俺に着れるわきゃないだろ!」
ナタリー「いずれ仲間を加えた時のために、袋の中に収めておけば?」
勇者「そうだな……。もう何もないから上に昇る」
ナレ「そこはピラミッドの頂上だった」
勇者「おー!絶海かな絶景かな!」
コンラト「足もとに注意して下さい。落下しますよ」
勇者「足もと?お、小さなメダル見っけ(*^^)v」
ナタリー「ここは頂上よ。どん詰まりで、下に戻るしかないわよ」
勇者「なあに、こうやって……えいやーっ!(飛び出す)」
三人「(揃って)きゃー!いやー!なんと!」
ナレ「悲鳴を上げる仲間をよそに、無事に地上に降り立った」
ナタリー「なんてことするのよ(○`ε´○)プンプン!!」
リリア 「そうですよお(;´Д`)」
コンラト「やると思いましたよ( `ー´)ノ」
勇者「まあ、いいじゃないか。無事だったんだからさ。さて、一旦イシスに戻るぞ」
ナレ「一行がイシスに戻った時、空はどっぷり暮れていた」

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