冗談ドラゴンクエストRPG/攻略ヒント集
2021.06.29
●オープニングが終了後
1,東の家が勇者の自宅です。
  祖母に話しかけると、お小遣い1,000G貰えます。
2,道具屋の前にいる左の女性に話しかけると、ポーションが貰えます。
  ただし、右の子供に話しかけるとポーション取られます。
3,宿屋の西の片隅に、宝箱に1,000Gと地面に1,000G落ちています。

●オリコレ村
1,この村は、すべて全自動でイベントが進みます。
2,宿屋のそばの立て札を読むと、最初の町で3,000G貰えたことを説明しています。
3,村を出たら、自分の足で東へ進んで山登りに突入します。

●滅びの森
  初めてのダンジョンです。
1,北西の泉のそばに妖精の宿屋があり回復できます。
2,南東の隅に木が邪魔で取ることのできない宝箱がありますが、
  今の時点では取ることはできません。
  実は、最終ボスを倒すのに必要な【???】が入っています。
3,出口付近でミノタウロスが出現、勇者が倒れコンラッドが登場するイベントが発生!

●カタリ村
1,倒れた勇者を復活させる儀式を始めますが、
  花売り娘リリアが間違って降臨してしまいます。
2,村を出るためには、
 ①北西の門番に話しかけて【通行証】が必要なことを知る。
 ②南側の大きな家が村長。通行証の情報を得ていると、ただでくれます。
3,通行証を持って、再び北西の門番に話しかけると、道を開けてくれます。

●氷の洞窟
1,南東の片隅に、【炎の剣】が宝箱に入っています。
  攻撃力100の炎属性の強力武器です。
  装備するとファイアーの魔法が使えるようになります。
  これを勇者が装備すると、やっとまともな戦闘ができるようになります。
2,北西の泉のそば(妖精の宿)に【氷の杖】が落ちています。
  本当の持ち主は洞窟を抜けた宿にいる老婦人の物。
  持っていない時に老婦人に話しかけると、
  拾いに行くイベントが発生します。
  氷の杖を老婦人に渡そうとすると、代わりの杖が届いたからあげると言われます。

●ニーチェ村
1,洞窟を出て南に行くとたどり着く、リリアの故郷。
2,リリアが身支度を整えて、寂しく旅立つ。
3,村を出て東へ向かう。

●モトス村
1,村人全員ネコになっていますが、荷物届け先の道具屋だけが人間のまま。
  荷物を預けると、【マンドレイク】イベントが発生します。
2,マンドレイク採集のために、南西にあるという妖精の森へと向かいます。

●妖精の森
1,マンドレイクを見つけることが先決。
  見つけない限り、森から出ることはできません。
  場所は、壁に梯子の掛かっている所を登った先の行き止まりの地面を
  クリック(リターンキー)するとマンドレイクとの戦闘になります。
  勝利するとマンドレイクが手に入ります。
2,マンドレイクを所持した状態で、
  妖精の女王に話しかけると逃げ道を開いてくれます。
  直後に、オーガとオーク2体との戦闘になります。
  オーガの腹の中からコクーン(繭)が出てくる。
  勝利して繭を拾って、森の外へ出る。

●モトス村
1,マンドレイクを道具屋に渡します。
  この後は、自動イベントが進んで、宿屋に入る。
  この時点で、村人は人間に戻っています。
2,宿屋に話しかけると、第二のムフフイベント発生。
3,村を出てフェリス王国へ向かう。

●フェリス王国
1,城下町に入ったら、北の城門の兵士に話しかける。
2,入城を断られるが、王国騎士団副団長が出てきて、コンラッド一人だけでフェリス城に入城する。

●フェリス城
3階
1,謁見の間に傅くコンラッド。
2,国王に話しかける。
3,王妃にも話しかけると、セシル王女にも会ってくれと言われる。
4,王女の間の衛兵は、女王と話していると中へ通してくれる。
5,王女と話すと、一緒に連れ立って場内を歩くことになる。
6,2階への階段は、国王・女王に話しかけ、王女と一緒でないと通過できない。

2階
  一応通過するだけですが、衛兵たちの会話が聞けます。
  転送の間があるバルコニーに通じていますが、現時点では使えません。

1階
1,騎士団副団長と話して、宿舎に泊まる(王女は自室へ)
2,夜が明けて、宿舎を出ると再び王女と同行になる。
3,3階に戻って、国王から【紹介状】を貰う。
4,食堂の給仕が、意味深な【結婚】という言葉を聞く。
5,紹介状を持ち、王女と一緒の状態でないと城外には出られない。

城外
1,城下町へ出ようとすると王女が抜けて、コンラッド一人でパーティーの待つ外へ。
2,1階の給仕係から【結婚】という言葉を聞いた状態で、東の端の方へ行き、岩を転がして進むと、隠し階段が現れています。
3,階段を、コンラッドと王女とで降りて突き進むと宝箱があり、開けると結婚式イベントに突入します。

以下続く

思いはるかな甲子園~決勝戦~
2021.06.29

思いはるかな甲子園


■ 決勝戦 ■

 夏の全国高等学校野球選手権大会の県予選がはじまった。
 栄進高校は、一年生ピッチャーの白鳥順平を、守備でカバーしあって、記録係り兼コーチとしてダッグアウトに入っている、司令塔の梓の作戦に従って勝ち進んでいた。
 そしてとうとう決勝戦に駒を進めたのである。その対戦相手校は城東学園となった。
 二年連続の決勝進出ということで、学校やOB会、地元商店街後援会が大々的な応援団を組織して、決勝大会野球場へ乗り込んできていた。
 県の決勝大会にはTV中継が入っており、各所にTVカメラがグランドや両校のベンチの様子を捉えている。アナウンス室にはアナウンサーと解説者が陣取って、実況中継をしていた。

『さて、全国高等学校野球選手権県大会も大詰め、とうとう決勝戦に駒を進めました。対するはくしくも去年と同じカードとなりました、城東学園高校と栄進高校です』
『プロのスカウトも注目の、超高校級スラッガー沢渡健児君のいる城東学園に、一年生ピッチャーを盛りたてて勝ちあがってきた栄進高校が、どんな戦いを挑んでくるかが見物ですね』
『両校の応援席には溢れんばかりの人々が陣取り、甲子園に期待を膨らませています』

 栄進高校のダッグアウト。山中主将が、うろうろして落ち着かない様子。
「遅い!」
 イライラしている山中主将。
「順平の奴、どうしたんだ。もうじき試合が始まっちまうぞ」
 学校から球場へバスで来ていた部員達。
 そのバスの発車時刻になっても木下順平が来なかったのである。
 電話連絡しても繋がらず、自宅では出た後だという。
 仕方なく順平には、タクシーで来るようにと連絡要員に言付けて、見切り発車した。
 いつまで経っても来ないまま、ついに試合開始直前となったのである。

 その時、部員の一人が息せき切って入ってくる。
「大変です。順平のやつが!」

『ちょっと、お待ち下さい。あ、大変です。栄進高校のピッチャー白鳥君、球場に来る途中で負傷したとの知らせが入ってまいりました。自転車で学校へ向かっていた所、子供が路地から飛び出し、それを避けようとした際に転倒して、腕にひびが入ったそうです』
『これは先の夏の長居浩二君の時の再来になってしまいましたね。実に不運としか言い用がありませんねえ。白鳥君、軽傷で済めばいいのですが』
『さてエース白鳥君不在の栄進高校、誰をマウンドに送るのでしょうか』
『えーと。部員数が不足していて、ベンチ入り十二名でこの試合に臨んでいる栄進高校です。控えの投手はいないようですが……』

 病院で治療を終えた順平がダッグアウトに入ってきた。
 肩から下げた三角布に、ぐるりと包帯を巻いた右腕が痛々しい。
「すみません、キャプテン。みなさん」
 うなだれて言葉も弱々しい。
「事故はどうしようもないさ。まあ、ベンチで応援していてくれ」
 事故の報告を受けていた山中主将が、順平の肩を叩きながら諭すように言う。
「それにしても……」
 ダッグアウトから応援席に視線を移す山中主将。
 栄進高校の甲子園出場を夢見て集まった大勢の人々。
 このまま試合放棄となれば、黙っていないだろう。去年の試合後にだって、散々陰口を叩かれたのだ。
 なにより順平のことが心配だ。二度と立ち直れないほどの精神的ショックを被ることになる。来年、再来年のエースピッチャーとなる素質を失うわけにはいかなかった。
「梓ちゃん。君が投げてくれ」
「え? ボクが」
「一応、梓ちゃんを選手として登録してあるんだ。部員が少ないからね。髪をまとめて帽子を深く被れば女の子とばれないかも知れない」
「しかし、ルール違反ですよ」
「そんなことは、わかっているよ」
「じゃあ……」
「栄進高校がここまでやってこられたのは梓ちゃんのおかげだ。これには誰も異議をとなえるものはいないだろう。
「そうですよ。他の部員が投げてもコールド負けが目にみえていますよ。相手は城東ですからね」
 山中主将に答えるように武藤が賛同する。
「梓ちゃん。投げなよ、どんなになってもみんな恨みはしないよ」
「そうそう。女の子とばれちゃったりして没収試合になってもね」
 みんなが異口同音に誘う。
「梓さん。僕からもお願いします。このままでは、去年死んだ長居先輩も浮かばれないと思うんです」
 最後に口を開いた順平。
「長居……」
 その言葉が梓の心を動かした。
「わかった。みんながそこまでいうなら、ボク投げるよ」
「よっしゃー! 武藤、先発メンバーの変更を届けてこい」
「あいよ」

 髪を掻き上げてまとめヘアピンで固定する。そして帽子を深く被って、はみ出した髪の毛をその中に押し込む。
「うん。まあまあ、いけるんじゃないか」
 準備が整った梓の姿を山中主将が誉める。
「しかし、城東の連中がどう出ますかね。梓ちゃんとは一度対戦してますから、すぐにわかっちゃいますよ」
「そこは、彼らの野球道精神にかけるさ。梓ちゃんには破れているから、雪辱戦を挑んでくることを期待しよう」
「野球道精神ねえ……」

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