冗談ドラゴンクエストⅢ 冒険の書・17
2020.06.12

冗談ドラゴンクエストⅢ 冒険の書・17


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エジンベア

リリア 「村人全員と馬さんから情報集めは済みました」
勇者「そうか、次はイギリス、レッツラゴー!」
コンラト「エジンベアですよ」
リリア 「一旦ルーラでポルトガへ行き、北上すれば早いですけど」
勇者「いやいや、レベルアップも兼ねて、ここから船を漕いでイギリスへ向かおう」
コンラト「エジンベアですけど」
勇者「どうでもいいじゃんか」
ナレ「ともかくもスーの村から、ミズリー川を下って海に出て、Atlantic Ocean を一路
北へと舵を切る」
勇者「Atlantic Ocean(アトラスの海)か……日本訳だと大西洋だな。大東洋とは言わな
いのが味噌だよな。大航海時代に西へ西へと船を漕いだのに因んだのかな?」
ナタリー「なに?どこかの国を揶揄しているのかな」
勇者「ま、そういうことよ。世界二大海流のメキシコ湾流(ガルフストリーム)に乗って
北上するぞ!」
ナレ「魔物に遭遇することなく、無事に彼の地にたどり着いた」
勇者「見えた見えた!ウィンザー城だ!!」
ナタリー「それは別の世界の名前でしょ」
勇者「いいからいいから、入ろうぜ」
衛兵「ここは、ゆいしょ正しきエジンベアのお城。いなか者は帰れ帰れ!」
ナレ「けんもほろろに、衛兵に追い返される」
勇者「なんだとこの野郎!(拳を振り上げる)」
リリア 「やめてください。その手を降ろして」
勇者「だってよ、これは明らかな人種差別だぞ!」
ナレ「しばらく押し問答を繰り返していたが」
勇者「だめだあ……頑固者め!」
ナタリー「あんたもね」
勇者「しようがない、アレを試してみるか」
リリア 「アレって、もしかしてアレですか?」
勇者「そう、そのアレだよ」
ナレ「と言うと、そのアレを身体に振りかけた。見る間にアレの効果が現れた」
コンラト「アレ、アレ、って何のアレですか?」
リリア 「ほら、見てください!姿が……」

ナレ「なんと!パーティーの姿が消えて、透明人間のようになってしまったのだ。さすが
アレだけのことがある」
ナタリー「もう!!アレなんて言わないで、『〇えさ〇そう』ってちゃんと言いなさい!」
勇者「おまえだって伏字じゃないか!いやなに、ネタバレ注意だと思ったのさ」
コンラト「透明人間になれば、衛兵に見つからずに潜入できるんじゃないですか」
勇者「そうだな……。ちょっくら、いたずらしてやろう。おい、衛兵!おまえの母ちゃん
デーべーそー!!」
衛兵「あれ?なんだろう。空耳かな」
勇者「あはは、キョロキョロと見まわしてる(≧◇≦)」
コンラト「バレちゃわないうちに、城門をくぐりましょう」
ナレ「城門を開けて中に入る」
勇者「なあ、普通城門ってのは、中からでないと開かないよな?なんで、すんなり開いた
のだ?」
ナタリー「外に衛兵がいるからじゃない?」
勇者「そんなもんかよ。こんな所ほど、特別な城門の鍵とかが必要なのじゃないか?ドラ
クエⅡなら水門の鍵みたいな」
ナタリー「それを探すクエストが欲しいの?き〇さり〇うが、その鍵なんでしょ」
勇者「いやなに、思っただけだ」
兵士「やれやれ……お城の見張りも疲れるわい。ひと休みひと休み……と」
勇者「怠慢な兵士だな」
コンラト「さて、どう回りますか?」
勇者「反時計回りで行こう」
リリア 「左回りがお好きですね」
勇者「知らないのかよ。人間、基本的に左回りするのが効率的なんだぞ」
リリア 「そうなんですか?」
勇者「陸上トラック競技やスケート競技見れば分かる」
コンラト「そういえばそうですね、左回りになっています」
ナタリー「利き手、利き足の関係でしょうね」
青年「この世界のどこかに、海の水をひあがらせるつぼがあるそうです」
勇者「この城にあるんだよ。かわきのつぼは、どこにある?」
リリア 「知らないみたいですね」
老人「その昔、海に沈んだほこらがあるそうです。今は浅瀬になってるとか。なにか宝物
が眠っていそうでわくわくしますな」
コンラト「ここでも浅瀬ですか……確か西の海にあるそうですが」
勇者「西の海だけじゃ、どこの西か分らんな。朝鮮人がいう東海の反対側だ」
僧侶「こんにちは、いなかの人!」
勇者「なんか癪にさわる言い方だな。透明人間になって殴ってやろうか?」
コンラト「だめですよ。それだから、いなかって言われるのです」
勇者「あれ?壁に囲まれた閉鎖空間に、階段と扉があるな」
リリア 「この状況だと、城壁の外から入るのでしょうか?」
勇者「階段があるから、城の二階からとも考えられるぞ。二階を探そう」
侍女「ここは、王さまと姫さまの寝室。むやみに入ってはなりませぬ」
勇者「王と姫?普通は、王と王妃ってところだろ?王妃は別居中なのか?それとも死んだ
とか?」
ナタリー「かもね」
勇者「お、箪笥の中に、パーティードレスとおしゃれなスーツを見つけたぞ。がしかし、
誰も着用できないみたいだな。王族貴族じゃないからか?これでも、ロマリア女王だった
んだがな」
リリア 「その二つは、盗賊か遊び人しか着れませんよ」
勇者「盗賊?盗賊がドレスを着てパーティーにでも参加するのか?おかしいだろ?あ、そ
うか、参列者の宝飾品を盗むためのものか……峰不二子用だな」
ナタリー「ま、ゲームの設定としか言えないわね」
勇者「言うなよ。本棚には、しゅくじょへのみち、があったぞ。さすが城の中だな」
ナレ「解説しましょう。しゅくじょへのみちは、『おじょうさま』という性格に変われる
女性限定アイテムです。盗賊と商人以外に使え、かしこさが若干、運がメッチャあがりま
す」
勇者「運が上がるのか?運って、攻撃成功率や回避率に関わるんだったよな」
リリア 「回避率ということなら、ナタリーさんが適格ですね。体力低いですからね」
ナタリー「痛恨の一撃喰らうと即死だけど……いらない!今で十分よ」
勇者「お!ここにも鏡があるぜ」
ナレ「勇者はカガミをのぞきこんだ。すこしだけたくましくなったような、そんな気がし
た」
勇者「なあ、鏡を覗くたびに、いろいろあるけど。もしかして、ステータスにも変化をお
よぼしているような気がするのだが……」
ナタリー「気のせい、気のせい。たぶん後々のストーリーの伏線よ」
勇者「伏線……?なんのこと??」
ナタリー「さあて、次行きましょうか」
侍女「池のほとりにたたずんでおられるのが、この城のマーゴット姫でございます」
姫 「あたし、聞いちゃった。あなた、いなか者なんですってね。うふふ。今度いなかの
話を聞かせてほしいわ」
勇者「なあ、こいつ張り倒していいか?生意気だ」
コンラト「だめですよ!」
衛兵「王さまは、この上です」
勇者「会ってみようじゃないか?なんかどうせ、いなか者とか言いそうだが……」
近衛「王さまに、そそうのないようにな」
勇者「場合によって、殴りかかるかもな」
近衛「わが王は、心の広いお方だ。おぬしのような、いなか者でも話をしてくださるだろ
う」
大臣「はるか西の海には、スー族という民族の住む新大陸があるそうじゃ」
勇者「知っているよ。行ってみたばかりだ。さて、王さまか……なんて言うかな」
国王「わしは、心の広い王さまじゃ。いなか者とて、そなたをばかにせぬぞ。勇者が次の
レベルに……(省略)」
勇者「いなか者と言ってる時点で、ばかにしている証拠じゃないのか?ま、冒険の書に記
録してくれるのはありがたいが……」
コンラト「南側に扉がありますよ」
ナレ「そこは城のテラスであった。吟遊詩人がいる」
詩人「おや?あなたが、うわさのいなか者ですか?ふむ……なるほど、たしかにいなか者
ですね」
勇者「ほんっとに!腹の立つ連中だな(*'へ'*)ぷんぷん」
ナレ「テラスをぐるりと回ってみると階段があった」
リリア 「これは、城の中で見た、閉ざされた部屋に通じているようですね」
コンラト「城壁の外に誰かいますよ」
勇者「よし!行ってみよう」
ナレ「階段を降り扉を開けると、いわゆる中庭のような所に出た」
住民「おっ、あんた見かけん顔だな。旅の人かい?」
勇者「違うな。冒険者だ」
住民「ウソついてもダメさ。その旅なれたかっこうは、どうみても旅の人だよ。しかも、
ちょっといなか者だろ」
勇者「なんだよ。馬鹿にしたうえに、情報もくれないのかよ。期待外れだ」
ナタリー「他にも誰かいるわよ」

男 「城の地下にある3つの石を、青い床にうまく並べると、なにかが起こるらしいぜ。
失敗したときは、1度地下から出ると、やりなおせるって話だ」
リリア 「エジンベアの謎解き?」
勇者「庭の隅で小さなメダル見っけ(*^^)v」
ナレ「場所を移動して、王の間を降りた所にある扉を開けてみると西の中庭に出た」
子供「ぼく、知ってるよ。『さいごのかぎ』って、どこかのほこらにあるんだよね」
勇者「さいごのかぎか……。やっと、まともな話が聞けたな。あ、ついで花壇の中に小さ
なメダル見っけ(*^^)v」
リリア 「子どもは正直ですからね」
勇者「さて、問題の『かわきのつぼ』はどこかな?」
コンラト「入城してすぐ左手の階段の先をまだ見てませんよ」
ナタリー「地下室だからありそうよ」
ナレ「その階段を降りると、謎めいた部屋だった」
勇者「3つの石と青い床か……」
リリア 「東の中庭にいた人の情報では、石を青い床に置けということですね」
勇者「おい、ナタリー。おまえ、こういうの得意だろ。俺が石を動かすから指示しろ!」
リリア 「そうですね。きれものですものね」
ナタリー「しようがないわね……はい、ナレーションお願いします」
ナレ「3つの岩を左から順にA、B、Cとします。⇒
①Aを上に1マス、右に2マス動かす。⇒Bを右に1マス動かす。⇒Aを上に動かしてパネルに
乗せる。
②Cを下に1マス動かす。⇒Bを左に3マス、上に1マス、右に2マス動かす。⇒Bを上に動か
してパネルに乗せる。
③Cを上に1マス、左に4マス、上に1マス、右に2マス動かす。⇒Cを上に動かしてパネルに
乗せる。です」
勇者「あ!池ポチャしたじゃないか」
ナタリー「気をつけてよ。池に落ちたらやり直しだからね」
勇者「それを早く言えってえの!」
リリア 「一旦外に出ましょう」
ナレ「再挑戦する一行だが、解答を示しておきます」
勇者「おい。それを最初から言えよ(*'へ'*)ぷんぷん」
ナレ「無事に、3つの石をパネルに置き終えると」
勇者「おおおお!三つともパネルに配置できて……。おおおおお!後ろの壁に通路ができ
たぞ!」
ナタリー「あんた、うるさいわよ!!」
リリア 「さすが『きれもの』のナタリーさんですね」
勇者「ともかく、開いた通路の先へ行こう」
リリア 「宝箱があります」
勇者「かわきのつぼ、が手に入ったぞ!」

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