冗談ドラゴンクエストII 冒険の書・22
2020.02.25

冗談ドラゴンクエスト II 冒険の書・22



勇者「さて、次の目的は?」
王子「世界地図を見てみましょう」
王女「せかいじゅのはを取りに行く途中にあった半島に点滅している箇所がありますね」
勇者「よし、行ってみよう」
ナレ「ザハンに飛び、そこから舟で半島へと向かう」
勇者「よし、着いたぞ。入ろう」
ナレ「町の中には、焚火をしている少年と犬。そして金の扉があった」
少年「みんな、私だけをのこしてどこかに行ってしまった……。うえ~ん、さびしいよお
っ。」
勇者「町人がいない?おい、犬!」
犬 「きゃいん!きゃいん!」
勇者「お、珍しく、わんわんわん!とは鳴かないな」
王女「金の扉を開けて入ってみましょう」
王子「それしかないですね」
ナレ「その先で一行が見たものは?」
勇者「おお!地下街じゃないか?」
王子「みなさん、ここにいたんですね」
王女「さっきの少年に話してあげましょうね」
勇者「いつもの通りに情報集めだ」
女性「ようこそ、ペルポイの町に。ここはロンダルギアふもとの南。ハーゴンの呪いがふ
りかからないよう、町を地下につくったのです」
王子「なるほど、そういうわけでしたか」
少年「ぼくの名前はルーク。しかし、それいがい思い出せないのです。気づいたら、この
町の近くの海岸にたおれていて…神父さまに助けられたのです。ああ、いったいぼくは、
どこから来たんだろう」
王子「そう言えば、ザハンの村の宿屋の女将が、恋人のルークの帰りを待ち焦がれていま
したね。この人じゃないでしょうか?」
勇者「かもしれないが、彼はNPCだから、ここからは動けない。永遠に再会のできない、
儚い恋といわけだな」
王女「悲しいですね」
勇者「それが、ゲームシナリオの冷たい作為だ」
王子「教会に人がいますね。聞いてみましょう」
男 「すやすや……」
王女「寝ているだけですね」
兵士「私は見た!町の北西、ロンダルギアのふもとで、岩山がわれるのをっ!あれは、悪
魔のなせるわざ!おお、神よ!」
王子「聞きましたか?ロンダルギア……たぶん、そこにハーゴンがいるのでしょうね」
勇者「ふむ……。エンディングに向けて、まっしぐらということだな。しかし、そこから
が一番難しいんだよ。君!」
ナレ「君、とは王子と王女に向けられたものではない。つまり、これを読んでいる貴方で
すよ」
勇者「何を言っているんだか……。ここは福引き所か、券を持っていないからパス」
王子「宿屋に誰か泊まっているみたいですよ」
宿女「あら、ボーイさん。ちょうどよかったわ。お風呂はどこかしら?え?ボーイじゃな
いし、ここにはお風呂がないですって?まあ!なんてホテルなのっ!」
勇者「風呂がない?つまり、覗きもできないということか。じゃあねバイバイ(@^^)/~~~」
王子「宿の北に誰かが、散歩してるのかな」
男 「ハーゴンはまやかしのじゅつが、とくいと聞く。しかしもし、大地の精霊ルビスの
まもりがあれば、まやかしをうちやぶれようぞ!」
王子「大地の精霊ルビスのまもり……メモしておきます( ..)φカキカキ」
王女「さて、この一角は、預かり所と道具屋か。お、ここにも禿男がいる」
禿男「おたくたちも、ろうやのカギを買いに来たのかい?」
勇者「買い物には来ていないが……何か知っていそうだな。ここは、はいだ!」
禿男「オレもよお、この町で売ってるって聞いて来たんだが、とんだデマだったようだな。
ちっ!」
勇者「なるほど……。この禿男の言っていることからすると、ろうやのカギを売っている
という噂がながれている、ってことだよな」
王子「そうですね。もしかしたら、どこかで密かに売られているかもしれませんね」
勇者「こうなれば、もう一度片っ端から聞いて回ろうぜ」
王子「ここの道具屋は知らないようです」
勇者「次に回るぞ。道を隔てたとこの道具屋で聞こう」
道具「いらっしゃいませ!ここは道具屋です。どんなご用でしょう?」
勇者「何を売っているんだ?」
道具「へい。こんなものですが……。やくそう、どくけしそう、?????、キメラのつばさ、
ですが」
勇者「おい!その、?????ってのは何だ?」
道具「おっと、だんな。誰から聞きました?これはちょっと値が張りますよ。いいです
か?」
勇者「……。なんか薬物取引しているみたいだな……。それをくれ!」
道具「では、お売りいたしましょう。でも、誰にもいわないで下さいよ。どなたがお持ち
になりますか?」
勇者「もちろん俺だ!」
道具「はい、どうぞ。勇者さん!ほかにも何かご用は?」
勇者「ない!」
道具「ありがとうございました。今後ともごひいきに!」
王女「何を受け取ったのですか?アイテム名が言われませんでしたけど……」
勇者「まあ、秘密取引だからな。聞かれたらマズいのだろうよ」
王子「で、何を?」
勇者「ああ……」
ナレ「と、アイテム欄を確認すると……」
勇者「ろうやのカギだ!」
王子「やりましたね!これで各地の牢屋を開けて回れる」
勇者「まだ、全部情報を聞いていないぞ」
王子「そうですね。町の隅に家があるようです。尋ねてみましょう」
老人「テパの村に羽衣作りの名人 ドン・モハメが住んでいるそうじゃ。わしも一つ作っ
てもらいたいもんじゃのう。」
王女「えええ、羽衣作りの名人ですってえ!!(目を輝かせて)テパの村ですか?どこに
あるのですか?」
王子「知らないみたいですね」
勇者「次の目的地はテパの村に決まりだ。最後に、武器屋のメニューを見て終わりにしよ
う」
王子「武具屋のメニューは、ドラゴンキラー・ひかりのつるぎ、ミンクのコート、そして
ちからのたて、です……。金が足りませんね。ミンクのコートが欲しいところですけど」
勇者「ちょっと待てよ。北東の方に建物があるぞ、まだ見てなかったよな」
王子「そうでしたね。行ってみましょう」
王女「あら?建物の外、町の隅っこに誰かいますよ」
勇者「うむ、そういうヤツに限って重要アイテム持ってるはずだ。行くぞ」
ナレ「建物の中は牢獄だった」
牢番「私は、ラゴスというぬすっとをろうごくに入れておいた。しかし、ラゴスは逃げ出
してしまったのだ!いったい、どこからどうやって……。うーむ、ふしぎだ……。」
王女「ラゴスというえば、テバで水門のカギを持ち去った?」
王子「どうやら、ここに逃げ出してきて捕まり、また逃げ出したようですね」
勇者「どうやら脱走の名人のようだ」
ナレ「金の扉を開けて左側の牢の中にいた老人に尋ねると」
老人「大神官ハーゴン様はロンダルキアの山々に。邪心の像を持つ者だけがロンダルキ
アへの道を開くことができるのじゃよ。ふあっふあっふあっふあっ」
王子「邪心の像?メモしておきます( ..)φカキカキ」
勇者「さて、右の牢屋には誰もいないようだが……。と見せかけて、隠し扉があるはずだ
な。建物の外にいた奴が隠れているはずだ」
ナレ「壁を調べていくと隠し通路があった。出てみると、先ほどの人物が立っていた」
町人「あは、見つかっちゃった!ぼくがウワサのラゴスだよ。水門のカギを返すからもう
許してね。ごめんね」
ナレ「すいもんのカギを手に入れた」
王女「テパの村に急ぎましょう!」
勇者「テパ、テパ、言うけど……。どこにあるんだよ?」
王女「世界地図を見て、まだ行っていない所があるわ。ベラヌールから北東にある大陸の
中ほどに点滅している所があるじゃない。たぶん町だと思うわ」
王子「なんだか分かりませんけど、行くだけ行ってみればどうでしょう?どうせ行かなき
ゃならなくなりますよ」
勇者「しようがねえな。行ってみるか」
ナレ「というわけで、テパの村と思われる場所へと向かったのであった」
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