流行性角結膜炎
2020.01.04
○月○日 流行性角結膜炎。
入院生活も終わりが近づいていた。
食事も粥から全飯となり、点滴の針からも解放された。
もうすぐ退院かなあ……という時に、ソレは起きた。
やたら目やにが出るし熱もある。
それを診た医師が、
「流行性角結膜炎ですかね」
という診断を出し、眼科医の診断確定で、急遽六人部屋から個室への移動が行われた。
この病気は流行性というくらい伝染力が強く、隔離が必要とされたからである。
六人部屋の自分のいたベッドは徹底消毒された。
ここで問題となったのは、隔離に掛かる個室部屋料金のことである。
個室は保険のきかない全額負担。
しかし入院患者の発症ということで、院内感染の疑いあり!
個室部屋料金は、病院側負担ということになった。
まずは、一安心だが。
行動制限が行われた。
病室から出るのも許可がいるし、出たら出たで、どこにも触らないようにとの厳命。
人気の多い場所(受付ロビー)には行かないこと。
しかも、看護師の付き添いが付くのである。
エレベーターの釦も自分では押すことができない。
マスク着用厳守のうえに、売店などでの買い物には、
「あれと、それを、買います」
と指定して、看護師が手に取って会計をする。
個室部屋での入院生活が続く。
伝染病なので、病衣を着替えたら、ビニール袋に入れて、病原菌が拡散しないようにす
る。
まあそれでも、冷蔵庫・トイレ・バス付帯で使い放題であるし、TVは音消ししないで
視聴できる。ただし、TVは1時間100円必要なので、もっぱら携帯ワンセグだが。
そんなこんなで、ついに退院の日を迎えたのであった。ヽ(^o^)丿
コメント一覧
AsKa - 2020年01月04日 14:45
退院おめでとうございます。 そして 初めまして 今回 サークルに入会させていただきましたAsKaと申します。
病気っていやなものですね、しんどいし、わからない人は本当にわかってくれない。
まだ、年はじめですから、今年はこれからいいことがありますよ。
病気っていやなものですね、しんどいし、わからない人は本当にわかってくれない。
まだ、年はじめですから、今年はこれからいいことがありますよ。
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