冗談ドラゴンクエスト II 冒険の書・18
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ナレ「金の扉を開けるために、ルーラシア城に戻ってきた一行」
勇者「よっしゃあ!開けまくるぞお!!」
王子「さすが勇者さんのお城ですね。宝箱が沢山並んでいます」
勇者「一応、宝物庫だからな。最強の武器とかあるかな?」
ナレ「金の扉を開けて、次々と宝箱を開ける勇者。何が見つかったかは省略」
勇者「なんだ、武器はないのか、つまらん」
王子「でも、『ロトのしるし』が入っていました。これ、後で役立つのでは?」
勇者「そういえば、ザハンに行く途中の祠に、しるしを持ってこいとか言ってた奴いる
な。後で行ってみよう」
王女「地下牢の方は?」
勇者「ああ、そこは牢屋のカギがないとダメだ。次に行こう」
王子「次は、サマートリア城ですね。金の扉が一つありました」
老人「よくぞ来た!ロトの血を引きし者たちよ!さあ!宝箱を開け、その中の物を取る
が
よい!」
王子「ロトの盾が入っていました」
勇者「王子が装備していいよ。ここはおまえの城だからな」
王子「ありがとうございます。せっかくだから、久ぶりに妹に会ってきます」
妹 「あっ、お兄ちゃん。ねー、あたしも連れてってよお!」
王子「だめだよ、おまえは」
妹 「なによ!お兄ちゃんのいじわるうっ」
勇者「次は、サンペタだな」
王子「焚火をしている老人のいる所ですね」
老人「大きな海のどこかに精霊のほこらがあるそうじゃ。5つの紋章を手に入れた者は、そ
こで精霊を呼び出すことができるという。もっともこの言い伝えがどこまで本当なのか、
それは誰も知らんがの……」
王女「五つの紋章を集めて、その精霊のほこらへ行けということね」
勇者「牢屋に入れられているのは魔物か……。何か持っていそうだけど、牢屋のカギを手
に入れたら戻ってこよう」
王子「はい。重要マークを付けてメモしました」
勇者「次はラダトーム城の武器屋の二階だな」
隠居「ほれ、命の紋章をやる!」
勇者「はあ?何言ってんの?」
ナレ「実は、セリフを書き留めるのを忘れてしましました(*- -)(*_ _)ペコリ」
勇者「命の紋章を貰ったという事実だけかよ」
ナレ「貰ったあとのセリフならありますよ」
隠居「こんな所まで来るとは仕方のない奴だな。わしはただの武器屋の隠居じゃよ。かっ
かっかっ!」
勇者「しようがねえな、しっかりしろよ。ナレーション」
ナレ「気を付けます」
勇者「取り敢えず、行けるところで金の扉があるのは、ここまでか」
王女「もっと町を探して回りましょう」
王子「そうですね」
勇者「とりあえず、例の祠に行ってみるか」
ナレ「再び、精霊の祠に戻り、賢者に会うと」
賢者「おお、わしは待っておった!勇者ロトの子孫が現れるのを!そなたたちにロトの兜
を授けよう!」
ナレ「『ロトのかぶと』を受け取ったのであった」
勇者「これは俺しか装備できないようだな」
王子「ですね」
王女「良くお似合いですよ」
勇者「そうか……照れるな(〃▽〃)ポッ」
ナレ「おだてに弱い勇者だった」
勇者「それにしても、行き詰ったな。町人に聞いても、先の情報が見当たらん」
王子「世界地図を見ながら、町を探していくしかないですね」
王女「そうですね。それぞれの町は地図上で点滅していますものね」
ナレ「地図を開いて確認する勇者」
勇者「ふむ、一番分かりやすいのは、ザハンの北にある島にあるな。船出だあ〜」
ナレ「再び、舟に乗り北方の島、デルコンダルへと向かうのだった」
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