難病(特定疾患)と生活保護・社会保障を考える【携帯/モバイル版】
この場を借りて、難病(特定疾患)と生活保護などの社会保障制度について考えてみたいと思います。
全身性エリテマトーデス
@ 顔面紅斑
A 円板状皮疹
B 光線過敏症
C 口腔内潰瘍(無痛性で口腔あるいは鼻咽腔に出現)
D 関節炎(2関節以上で非破壊性)
E 漿膜炎(胸膜炎あるいは心膜炎)
F 腎病変(0.5g/日以上の持続的蛋白尿か細胞性円柱の出現)
G 神経学的病変(痙攣発作あるいは精神障害)
H 血液学的異常(溶血性貧血又は4,000/mm3 以下の白血球減少又は1,500/mm3 以下の
リンパ球減少又は10 万/mm3 以下の血小板減少)
I 免疫学的異常(抗2本鎖DNA 抗体陽性,抗Sm 抗体陽性又は抗リン脂質抗体陽性(抗
カルジオリピン抗体、ループスアンチコアグラント、梅毒反応偽陽
性)
J 抗核抗体が陽性
[診断の決定]
上記項目のうち4項目以上を満たす場合,全身性エリテマトーデスと診断する。
提供:難病情報センター
ということなのですが、私の場合1・4・5・6・9・10・11とほとんどの症例が該当
しました。
@では、もう恥ずかしいくらいに、頬から鼻にかけて赤い発疹ができていました。
Cでは、口腔内潰瘍で咀嚼が難しくて、本来全飯のところをお粥に変えてもらいました。
Dでは、腕を肩から上に上げられないし、膝の関節が異常に腫れていました。筋無力症
で起き上がれなかったり、歩けなかったりしてこれで入院。
Eでは、肺炎と胸膜炎で入院しました。X線写真を見ましたが、蜘蛛の巣状の白い影が
肺の全面を覆い尽くしていました。
Hでは「よく生きていたね」と医者に言われるくらい白血球などが極端に減少していた
らしい。
Iでは、もう一つの難病である抗リン脂質抗体症候群に掛かっています。血液が固まり
やすくなって、血栓症などに掛かりやすくなります。
Jでは、完璧な陽性。抗ds-DNA抗体、補体など血液検査では、もうめちゃくちゃだ
ったらしい。自己免疫疾患である膠原病の有力な指針である。
というわけでめでたく? 全身性エリテマトーデスという診断が下ったのでした。
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