銀河戦記/波動編 第四部 第三章 Ⅴ 二人の大将
第三章
Ⅴ 二人の大将
帝国艦隊の先頭で陣頭指揮を取っていた、超弩級戦艦ヴェルテンベルク。
たった一発の砲撃を受けただけで甚大な被害を受けていた。
こんなにも簡単に撃破されたのは、超弩級戦艦と言えど旧式であることに起因する。常に資源不足に悩んでいる帝国では、艦艇の新旧交代が進んでいない。艦艇の数もだが、材質も開発が遅れていた。資源豊富で次々と戦艦を作り続けて新旧交代が盛んな公国側から見れば、旧態依然の帝国側はブリキの戦艦みたいなものである。
ヴェルテンベルク艦橋では、司令官アレクシス・ボーメ大将が怒り心頭状態となっていた。
「なんてことだ! 最終兵器とも言うべきこの艦がたった一撃とは……」
「いかがなされますか? このままでは紡錘陣形が仇となります」
超弩級戦艦で押し出して進むはずが、恰好な的になっただけだった。
「初志貫徹だ。このまま紡錘陣形で突撃する」
「了解!」
「クレンマー大将に繋いでくれ」
通信用モニターに艦隊司令官が出る。
『超弩級戦艦でも叶わなかったようだな、ボーメ殿』
アロイジウス・クレンマー大将が皮肉まじりに言う。
「我が軍とは火力が違いすぎるのだ。クレンマー殿。特に敵の旗艦がな」
『荷電粒子砲ですな、見ていましたよ。莫大な電力と小型化を実現したとは侮れない』
「噂のロストシップを持っていた国だからな。技術を模倣することくらいはできるだろう」
『かつて、惑星サンジェルマンへの侵攻作戦が行われた時に、自爆によって艦艇二千隻を葬り、侵攻作戦を失敗に終わらせたとあるな』
「司令官殿、ご指示を」
副官のトラウゴット・オイケン准将が指示を仰ぐ。
「そうだった。クレンマー殿、艦はこの通りだ。指揮権を移譲する。自分は後退する」
『分かった』
後退する超弩級戦艦に代わって、旗艦戦艦クローンプリンツが前に出る。
「ボーメ大将である。ヴェルテンベルク損傷により、再び自分が指揮を執る。注意するのは敵の旗艦デヴォンシャーが放つ荷電粒子砲だ。軸線上に入らないようにしろ!」
ヴェルテンベルクの傍に集まってくる帝国艦隊。
艦艇数はかなり減少していた。
「当初の作戦通り中央突破する。全艦全速前進せよ!」
速度を上げて前進する帝国艦隊。
公国艦隊からの攻撃は激烈さを増してゆきつつ、後方へ集結するように動いていた。
「中央突破完了しました!」
「取り舵一杯! 敵艦隊の右翼に回り込んで攻撃する」
取り舵で転回する帝国艦隊。
「前方に感あり!」
電探手のファビアン・シッテンヘルム中尉が叫ぶ。
「映像を出せ!」
スクリーンに映像が出される。
「こ、これは!」
驚くのも無理はない。
「デヴォンシャーだと? いつの間に……」
戦艦デヴォンシャーを先頭に、左翼にいた艦隊が回り込んで、帝国艦隊を迎え撃つ態勢を取っていた。
「速すぎる。どれほどの馬力あるエンジンを積んでいるんだ?」
旧態依然の艦艇を使いまわしている帝国艦隊に対して、公国艦隊は最新鋭の戦艦を投入している。火力、速力、装甲すべてにおいて、公国側が勝っていた。
「敵艦より高エネルギー反応!」
激しい衝撃が艦を襲った。
持ち場から投げ出される乗員達。
クレンマー大将も、どこかで頭をぶつけたらしく、額から血を流して倒れていた。
「閣下! 大丈夫ですか?」
副官のエトガル・アイヒベルガー大佐が駆け寄る。
「衛生兵を呼べ!」
衛生兵が呼ばれて、クレンマー大将の手当てをする。
指揮官席に座りなおして命令するクレンマー大将。
傷は大したことはなかったようだ。
「艦の損傷報告せよ!」
すぐさま調査が行われ報告が届く。
「……、戦闘継続は不可能です」
「そうか、敵艦隊の総数は?」
「現在五万隻です。味方は一万五千隻となっております」
「絶望だな」
「閣下。ボーメ大将より入電です」
「繋いでくれ」
正面スクリーンにボーメ大将の映像が映し出される。
『よお。貴殿もやられたのか』
「ああ、見ての通りだ」
『正直に答えてくれ。このまま戦うか? それとも?』
「ああ、そうだな。負け戦で、将兵に無駄死にさせたくないね」
「降伏するか?」
「そうだな。降伏しよう」
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銀河戦記/波動編 第四部 第三章 Ⅴ 荷電粒子砲
第三章
Ⅳ 荷電粒子砲
公国艦隊旗艦戦艦デヴォンシャー艦橋内。
「敵艦隊が、紡錘陣形を取ろうとしています」
タスカー大将が報告する。
「新しく現れた超弩級戦艦を前面に押し出しての中央突破作戦か……」
「如何なされますか?」
「そうだね。こちらは戦列艦で囲い込むようにして迎え撃つか」
「鶴翼の陣ですな」
公国艦隊が翼を広げるように動いた。
「とにかく超弩級戦艦に攻撃を集中させろ!」
超弩級戦艦に集中砲火を浴びせる公国艦隊。
だが、装甲が厚くて近接防御火器システムの威力も凄まじい。
「流石に硬いな。艦載機を発進させろ! 超弩級戦艦の砲台を叩くんだ。その間、艦砲射撃は後ろの艦艇を攻撃だ」
「かしこまりました」
公国艦隊から艦載機群が発進する。
同士討ちを避けるために艦砲が止んでいる中を超弩級戦艦に取りつく艦載機群。次々と砲台を叩き始めた。
艦載機攻撃では、近接防御火器の死角を突いて攻撃できるので効果的だった。次々と破壊される砲台。
頃合い良しと言うところで、
「艦載機を戻せ」
帰還を命じた。
帰還を始める艦載機群。
「荷電粒子砲用意だ!」
超弩級戦艦の分厚い装甲を破るには、それなりに強力な破壊力のある兵器が必要だ。
戦艦デヴォンシャーは現在三代目で、荷電粒子砲も世代を重ねるごとに破壊力は増している。
「荷電粒子砲の回路開きます」
「超伝導コイルに電力注入!」
「電力ゲージ上昇中!」
「飽和電流に達しました」
「荷電粒子砲、エネルギー充填完了!」
タスカー大将が下令する。
「荷電粒子砲を撃つ! 軸線上の艦艇は退避せよ」
荷電粒子砲を搭載しているのは、公国艦隊の中では旗艦戦艦デヴォンシャーだけである。通常艦にはコイルガンやレールガン、レーザーガンなど、そして光子魚雷が艤装されていたが、荷電粒子砲ほどの威力は出ない。
荷電粒子砲は莫大な電力と、粒子加速器の小型化が難しいことで通常艦に搭載することはできなかった。
デヴォンシャーがこれまで戦闘に直接参加しなかったのは、部下の手柄を横取りしないようにしていたからだ。
「荷電粒子砲、発射態勢に入りました」
「超弩級戦艦艦首に狙点固定!」
「固定しました」
「撃て!」
「発射します」
まばゆい光が辺り一面に広がり、凄まじいエネルギーの塊が一直線に敵艦へと向かう。
「荷電粒子砲、正常に発射されました」
「よし、様子を見る」
荷電粒子砲は電力充填の必要から連射がきかず、一発ごとにインターバルが必要だ。
炎上する超弩級戦艦。
分厚い装甲だったが、荷電粒子砲の高エネルギーには耐えられなかったようだ。
「敵艦は炎上中です」
「おそらく旗艦だったのだろう。指揮系統も乱れているはずだ。畳み掛けろ!」
公国艦隊の攻撃が激しくなり、帝国艦隊は総崩れとなっていった。
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銀河戦記/波動編 第四部 第三章 Ⅲ 超弩級戦艦
第三章
Ⅲ 超弩級戦艦
帝国艦隊旗艦戦艦クローンプリンツ艦橋。
「なんてことだ!」
苛立つクレンマー大将。
謀反艦が出て、さらに攻撃を仕掛けてきたことで士気が乱れていた。
そこへ公国艦隊の容赦のない攻撃が襲い掛かる。
「謀反艦はどうしますか?」
アイヒベルガー大佐が尋ねる。
「放っておけ、たかが数百隻だ。今は正面の敵に集中するんだ」
「分かりました」
航空宇宙防衛司令部の司令指揮所。
司令官アレクシス・ボーメ大将が頭を抱えている。
「何でこうも、裏目裏目に出るんだよ」
編成を後方に配置すれば後ろから攻撃される。
逆に前方に配置すれば離脱して安全圏から攻撃してくる。
太陽系人及びバーナード人などと人種差別して待遇格差がある。艦隊司令官にはなれずに大佐までの階級しか与えられない。これは艦隊指揮権を与えると反乱の芽が生まれると考えられていたのだろう。
今回の謀反劇も日頃の鬱憤が溜まっていたと思われる。
「もう後がないんだ。『何としても死守しろ!』と伝えろ!」
「かしこまりました」
オイケン准将が応える。
帝国艦隊旗艦戦艦クローンプリンツ艦橋。
「死守しろ! だと?」
クレンマー大将がさらに苛立つ。
「簡単に言ってくれますね。自分たちは最前線にいないくせに」
アイヒベルガー大佐も同意する。
「ふん! 後がないことは確かだがな。ボーメにもう一度繋いでくれ」
「かしこまりました」
通信モニターにボーメ大将が映し出された。
『何の用だ! 早いとこ敵を蹴散らしてこい!』
「ああ、それな。お前の超弩級戦艦があれば楽勝なんだが」
『ヴュルテンベルクを差し出せというのか?』
「そうだ。我々が負ければヴェルテンベルクも価値なしだ」
『うう……分かった。儂も出ればいいだろ!』
「それでいい」
宇宙空港。
超弩級戦艦ヴェルテンベルクが待機していた。
昇降口にはパッセンジャーボーディングブリッジが取り付けられている。
ターミナルから従者を連れてブリッジ内を進むボーメ大将。
昇降口には艦長が敬礼して待っていた。
「発進準備完了しております」
アルノルト・ヴォルフ大佐が伝える。
「うむ。直ぐに発進する」
「かしこまりました」
ヴェルテンベルク艦橋。
指揮官席に着席しているボーメ大将が下令する。
「発進せよ!」
「了解! 発進します」
艦長のヴォルフ大佐が復唱する。
轟音を立てて浮上する戦艦ヴェルテンベルク。
約二時間後。
戦艦ヴェルテンベルクが戦艦クローンプリンツの隣に並んだ。
両艦の大きさの違いが際立っていた。超弩級戦艦として、二倍近くの大きさと、戦力としての艤装は四倍以上の差があった。
通信回線を開いて会話する両者。
『遅かったじゃないか』
クレンマー大将が皮肉混じりに言う。
「何を言うか、おまえがしっかりしていれば、俺が出張ってくる必要もなかったぞ」
ボーメ大将が怒り声で答える。
『まあ、怒るな。指揮権を移譲するから、この状況を打破してくれ』
「いいだろう。早速指令を出す。紡錘陣形を取れ!」
『中央突破ですな。了解しました』
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銀河戦記/波動編 第四部 第三章 Ⅱ 謀反艦
第三章
Ⅱ 謀反艦
赤色矮星プロキシマ・ケンタウリに近づく公国艦隊、それを迎え撃とうとする帝国艦隊とが向かい合っている。
公国艦隊の旗艦戦艦デヴォンシャー艦橋。
「射程距離に入りました」
電探手のグレゴリー・クロンプトン少佐が報告する。
「艦首魚雷発射準備!」
アレックス公王が下令する。
「お待ちください!」
通信士のデイヴィッド・シモンズ少佐が止めた。
「どうした?」
「敵艦から全周波通信が流れています」
「全周波? それを聞かせてくれ」
「了解」
シモンズ通信士が端末を操作する。
『……繰り返す。太陽系及びバーナード星の友軍艦に伝える。全艦取り舵一杯全速、我に続け!』
その通信を契機に、前方に対峙する艦隊の一部が一斉に取り舵で離脱し始めた。
「離脱する艦がいなくなるまで待つか。魚雷は装填しておけ」
両艦隊の間をすり抜けようとする反乱艦隊を見送るアレックス公王。
すり抜けが終わり、目の前には帝国艦隊の本隊が現れた。
「射程内です」
と、クロンプトン電探手が確認した。
「魚雷発射!」
公国艦隊から撃ち出された光子魚雷群が敵艦隊に襲い掛かる。
次々と撃沈してゆく帝国艦隊。
謀反艦が出たことで冷静さを失っていたようだ。
反撃を始める帝国艦隊。
「謀反艦の動きに注意しておけ」
「分かりました。右翼のウォーズリー中将に当たらせましょう」
「それでよい」
右翼に陣取る戦艦ロイヤル・サブリンの艦橋。
マーティン・ウォーズリー中将が坐乗している。
「デヴォンシャーより入電。敵の謀反艦を監視するように」
通信士のジュリアナ・ワイズ少佐が伝える。
「分かった。キャスリン、レーダーで謀反艦を監視してくれ。少しでも妙な動きを見せたら報告」
「分かりました」
電探手のキャスリン・ウォード少佐が応える。
「ジュリアナ、発光信号で相手と連絡を取ってみてくれ」
「発光信号ですか?」
「そうだ。指向性の発光器でな。そしてレーザー通信に誘導してくれ」
「分かりました」
通常の電磁波による通信は電波が広がって盗聴の危険がある、指向性のあるレーザー通信なら盗聴はできない。
十分後、発光信号に相手が気づいてレーザー通信が始まった。
『艦長のジョージ・フェアクロフ大佐です。太陽系艦隊所属です』
相手側が先に名乗った。
つづいて、
「私は、マーティン・ウォーズリー中将です。ロイヤル・サブリン艦隊司令官です」
ウォーズリー中将が名乗った。
『それで、どのような用事でしょうか?』
「単刀直入に申しましょう。その位置から帝国艦隊を攻撃してもらいたい」
『我々にですか?』
「そうです。さすれば公国艦隊に入隊できるように致しましょう」
『公国艦隊ですか……それも良いかもですね』
「やって頂けますか?」
『いいでしょう。おまかせください』
レーザー通信を終えてから、フェアクロフ大佐が全艦放送を始めた。」
『太陽系人及びバーナード人に告げる。これより帝国艦隊に攻撃を加える。心配するな、我々のことは公国艦隊がお世話してくれるぞ! 階級や身分は保証される』
その放送を期して謀反艦による帝国艦隊の攻撃が始まった。
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銀河戦記/波動編 第四部 第三章 Ⅰ 取り舵一杯!
第三章
Ⅰ 取り舵一杯!
太陽からケンタウルス座の方向に4.3光年離れた位置にある三連星『ケンタウルスα星』主星αA、第一伴星αB、そして第二伴星であるαCの赤色矮星がプロキシマ・ケンタウリである。
プロキシマ・ケンタウリには、惑星プロキシマ・ケンタウリbがあり、ハビタブルゾーン内を11.2日で公転している。
人類が太陽系を脱出して植民星とした、バーナード星に次ぐ二番目の惑星である。
銀河渦状腕オリオン腕に人類が行き渡った頃から、帝政軍事国家化して侵略行為を始めて、すべての惑星国家を手中に入れた。
そして今、立場が逆転しアルデラーン公国の侵攻を受けている。
航空宇宙防衛司令部の司令指揮所。
モニターがズラリと並んでおり、それぞれにオペレーターが付いて監視していた。
「敵艦隊の総数は?」
司令官アレクシス・ボーメ大将が尋ねる。
「七万隻です」
副官のトラウゴット・オイケン准将が答える。
「トリスタニアでは、味方の裏切りがあったというじゃないか?」
「はい。トリスタニア人ですね、後方に配置していたため、挟み撃ちの恰好になってしまいました」
「だったら、こちらの艦隊にもケンタウリ人じゃない奴らがいるな?」
「はい。太陽系人とバーナード人の艦がおります」
「よし、そいつらは前衛に配置しろ! 盾にしてやる」
「かしこまりました」
惑星ケンタウリの衛星軌道上に展開する帝国艦隊、その旗艦戦艦クローンプリンツ艦橋。
艦隊司令官アロイジウス・クレンマー大将が嘆く。
「ケンタウルス人以外の艦を前面に押し出せだと?」
副官のエトガル・アイヒベルガー大佐が答える。
「盾にするって、どういう考えですかね。ケンタウリ人だって、元は太陽系人ではないですか」
「人間とは差別するのが本能なのだよ。母なる星地球にだって、白人と黒人とか肌の色だけで差別していた時代があるからな」
「とにかく、そういう命令ですから。従いましょう」
「分かった。仕方あるまい」
艦隊が動いた。
太陽系人とバーナード人の艦が前方へと移動を開始した。
だがそれらの人々の間に不信感が沸き上がっていた。
戦艦アクティオンの艦橋内。
「俺らを盾代わりにするつもりだな」
艦長のジョージ・フェアクロフ大佐が呟く。
「我々を捨て駒扱いですか?」
副長のエルヴィス・バルフ中尉が嘆く。
「捨て駒にされてたまるか! まあ、見ておれ」
公国艦隊が近づいてきた。
「戦闘配備命令が出ました」
通信士のエドウィン・バーンズ少尉が報告する。
「そうか……。全周波帯の国際通信の用意をしろ!」
「全周波帯? 公国艦隊にも聞かせるのですか?」
バーンズ通信士が聞き返す。
「そうだ」
「なるほど。分かりましたよ」
バルフ副長が悟った。
「うむ」
「敵艦隊の射程距離に入ります」
レーダー手のサンディー・マッキントッシュ中尉が報告する。
これまでの戦いの情報から、敵艦隊の射程の方が長いことは既知のことである。
「よし、全周波国際通信!」
「準備OKです。どうぞ」
「分かった」
マイクを取り上げるフェアクロフ艦長。
「太陽系及びバーナード星の友軍艦に伝える。全艦取り舵一杯全速、我に続け!」
戦艦アクティオンが一番に取り舵で転進を始めると、次々と後に着いてくる艦があった。
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