冗談ドラゴンクエスト
冒険の書・15

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ナレ1「道しるべの羅針盤を入手して、『いざ!龍峡谷へ』と大聖堂から出てくる一 行」 コンラッド「龍峡谷は、入ってきた反対側の東大門からの出発です」 リリア「まずは道具屋で、食料とかの必要品を買い揃えておきましょう」 ナタリー「聖水とかも一杯買っておきましょう」 コンラッド「私は、武器屋に寄りたいので、東大門の所で落ち合いましょう」 ナレ1「ほどなくして東大門で落ち合う一行」 リリア「それでは出発しましょう!」 勇者「おお、気を付けて行けや」 ナタリー「行くわよ!(勇者の耳を引っ張っていく)」 ナレ1「こうして、新たなる旅が始まるのである」 衛兵「コンラッド様、旅に出られるのですか?」 コンラッド「ああ、今度は長い旅になりそうだ」 衛兵「お気をつけて行ってらっしゃいませ(と重い扉を開け放つ」 ナレ1「全員が城外に出た所で、城門は閉ざされ新展開の世界へと飛び出した」 ナレ2「とはいえ、まず最初にするのは雑魚モンスターを退治して、レベルアップに励 むことである」 ナレ1「と言っているそばからモンスターが現れた」 コンラッド「みなさんこれをどうぞ(武器を渡す)」 ナレ1「三人に「聖なるナイフ」を手渡した」 リリア「(ナイフを受け取り)それで武器屋に?」 ナタリー「気が利くわね、流石リーダーだわ」 勇者「おい、俺がリーダーじゃなかったのか?」 ナタリー「何よ、今のあなたはスケベなただの花売り娘じゃない。勇者という名前の ね」 勇者「俺は、花売り娘なのか?」 リリア「そうです(キッパリと)」 勇者「ドラクエにそんな職業あったか?」 コンラッド「無駄話はよして戦いに集中しましょう」 ナタリー「そうだった。目の前にモンスターがいたんだ」 勇者「大丈夫だ、ドラクエはターン制。こっちのコマンド入力戦闘が終わるまで、モン スターは襲ってはこない」 ナレ1「モンスターがいきなり襲ってきた。勇者に50Pのダメージ」 勇者「そ、たまに奇襲されることもあるから要注意だ」 ナタリー「何をのんきな事言ってるのよ」 コンラッド「えい!(とばかりに、モンスターをなぎ倒した)」 ナレ1「チャリラリラン、と天から鳴り響く」 ナレ2「勇者はレベルアップした。体力その他1アップした」 勇者「おっ!久しぶりに聞く天の声か。しかし【1】とは、相変わらずせこいな」 ナレ1「なんやかんやとモンスターを倒しながら進んだ先、目の間に広大な海の広がる 海岸に出てきた」 リリア「これが海ですか?はじめて見ました」 勇者「俺もはじめてだ。何せ、城から一歩も出たことがなかったからな」 コンラッド「ここで休憩しましょう」 ナタリー「賛成!泳ごう、泳ごう!」 リリア「裸になるんですか?」 ナタリー「馬鹿ねえ、水着があるじゃない」 リリア「水着?あたし、持ってません」 ナタリー「これ、なーんだ!(何かを高く掲げた)ジャーン!!」 ナレ1「それは【あぶないみずぎ】であった」 ナタリー「安心して、リリアの分もあるわよ。と言ってもスクール水着だけど、これな ら男の娘のあなたでも着れるでしょ」 勇者「さすが売春婦。それを着て男どもをだぶらかしていたのだな」 ナタリー「残念ながら、あんたの分はないわ」 勇者「大丈夫。俺はこれで十分だ」 ナレ1「と着替えた姿は、ふんどし一丁であった」 ナレ2「もちろん胸もあらわにプルルンと」 ナタリー「ちょっと待った!仮にも女の子がそんなもん着るんじゃないわ」 ナレ1「あわてて駆け寄り、勇者のバストをタオルで隠した」 リリア「そうよ。やめてください(悲鳴にも似た声)」 ナレ1「リリアが驚愕するのも当然だ。その身体は自分自身なのだから」 勇者「そっかあ……。俺は全然気にしないが」 リリア「あたしが気にするんです!」 コンラッド「…………(固まったまま動かない)」 ナタリー「ほら、コンラッドさんも目のやり場に困ってるじゃないの」 勇者「なに、見たのか?おいコンラッド。10000Gよこせ!」 ナタリー「自分で裸になっておいて、それはないでしょ。コンラッドさん気にしないで ね。こいつの病気だから」 コンラッド「は、はあ……(ため息)」 勇者「しようがねえなあ……。じゃあ、これでいいんだろ」 ナレ1「と着替えたのは、【あぶないビスチェ】だった」 勇者「どうだ!(と腰に両手を当てて威張るように)」 ナタリー「そんなもの、どこで手に入れたのよ。売ってないわよね」 勇者「大聖堂の隠し部屋のタンスの中で見つけた」 リリア「大聖堂に隠し部屋なんてあったの?」 勇者「盗賊のスキルも持っているからよ。どんな隠し部屋も見つけ出せる得意技だぜ」 リリア「早い話が、盗んだのね」 勇者「何のことはない。宝箱はもちろんのこと、家の中のタンスを開けて、中身を頂戴 するのはドラゴンクエストの常道じゃないか」 ナタリー「まったく、しようがないわね」 勇者「にしても、大神官も男よのお。女子下着収集癖があるようだ。それとも女装趣味 か?」 ナタリー「たとえそうであっても、あんたよりはましよ」 ナレ1「とにもかくにも海水浴をエンジョイする一行だった」 ナレ2「そうこうするうちに日が落ちて、適当な場所を見つけて野宿することとなっ た」 ナレ1「簡易釜土を作って火を焚き、途中で捕まえた獲物を串刺しにして、その周りに 刺して炙る」 コンラッド「はい、焼けましたよ(と焼き肉を一向に手渡す)」 リリア「(肉を受け取って)ありがとうございます」 勇者「ところでよお、龍峡谷までは、後どれくらいなんだ」 コンラッド「そうですねえ……ざっと32万マイラってところですか」 勇者「32万マイラだとお!もしかして地球一周できる距離じゃないか」 リリア「ちきゅう……ってなんですか?」 勇者「地球を知らないのか?」 リリア「知りませんが……ここはファンタジア大陸ですよね。周りを果てしなく広がる 海に囲まれているという」 ナレ1「解説しよう。この世界の1マイラは、地球世界の1/10マイルであり、もち ろんこの世界は地球ではない」 ナレ2「ここは仮想世界であり、地球平面説が常識となっている」 ナレ1「いや、こんな話はよそうぜ!ファンタジーに地球物理学を持ち出すな」 ナレ2「というわけで、話を元に戻して先に進めよう」 コンラッド「まあ、十日くらい歩けば着きますよ」 勇者「いきなり元に戻したな」 リリア「そろそろ眠りましょうか。明日も早いですから」 コンラッド「そうですね。今夜の見張りは私がやります」 ナタリー「お願いします」 ナレ1「というわけで、焚火を囲むようにして、それぞれ雑魚寝することとなった」 ナレ2「夜が明けて、目覚める一行」 ナタリー「久しぶりに良く眠れたわ(とチラと横を見る)」 ナレ1「そこには、ロープでぐるぐる巻きにされた勇者が横たわっていた」 勇者「おいこら!早く解放しろ!!」 ナタリー「どうやら今回は、縄ぬけできなかったようね」 勇者「身動きできないように呪縛の魔法かけたんだろうがあ」 ナタリー「あら、バレてた?」ナタリー「どうやら今回は、縄ぬけできなかったよう ね」 勇者「身動きできないように呪縛の魔法かけたんだろうがあ」 ナタリー「あら、バレてた?(というと解縛の呪文を唱えた)」 勇者「まともに寝返りがうてなくて腰が……痛いぜ」 コンラッド「朝食が出来てますよ」 ナレ1「夜明け頃から準備良く、飯盒炊爨(はんごうすいさん)をしていたようであ る」 ナレ2「ちなみに飯盒炊爨とは、おかずなどのさまざまな素材の調理を含めており、ご 飯だけを炊く飯盒炊飯(はんごうすいはん)とは区別される」 リリア「ご苦労様です」 ナタリー「さあ遠慮なく頂きましょうか」 ナレ1「というわけで、早速朝食となった」 リリア「コンラッドさん、眠くないですか?」 コンラッド「大丈夫です、鍛えていますから。48時間でも起きていられますよ。戦争 に駆り出されれば眠る時間さえ無くなりますからね」 リリア「戦争に出られるのですか?」 コンラッド「それが騎士の役目の一つですから。侵略者から国や国王を守るためには立 ち上がらなければ」 ナタリー「さすがは騎士ですね。どこかの遊び人には言えないセリフね」 勇者「うるせいやい!」 ナレ1「食事を終え、後片付けも済んで出発することとなった」 コンラッド「さあ、出発しましょう。目指すは龍峡谷!」
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