冗談ドラゴンクエストV オープニング

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エニクス公式アプリから冗談ドラゴンクエストV(1220円)をダウンロードする。 ちなみにIは370円、Uは600円だ。支払いは google pay にて。 インストールが完了して、アプリを開くと名前入力画面だ。 もちろん、【勇者】だ!実際はひらがな・カタカナ入力だけどな。 続いて性別を聞かれる。もちろん【おんな】だ。装備面で有利なことは知っている。 表示速度とか旅の音色とかの設定したら、オープニングが始まる。 ナレ1「夢か幻か……。勇者が気が付いたその場所は、深い森の中だった。」 ナレ2「遠くに光が見えた勇者は、その方向に歩み始める。」 ナレ1「そこには雄大な滝の流れる絶壁だった。と、どこからともなく声が聞こえる。」 ナレ2「(声)勇者……勇者……私の声がきこえますね。私はすべてをつかさどる者。あなた はやがて真の勇者として私の前にあらわれることでしょう……。」 ナレ1「(声)しかしその前に、この私におしえてほしいのです。あなたがどういう人なのか を……」 ナレ2「さあ、私の質問に正直に答えるのです。用意はいいですか?」 勇者「いいぞ」 ナレ1「まず、あなたのまことの名をおしえてください」 勇者「勇者(ゆうしゃ)、だ!最初の登録時に入力しただろう?」 ナレ1「うまれた月をおしえてください」 勇者「12月にしておいてくれ」 ナレ1「うまれた日をおしえてください」 勇者「24日だな」 ナレ1「ゆうしゃ、12月24日生まれ、やぎ座、これでいいですか?」 勇者「ああ、それでいいぞ。俺は勇者なのだから。ああ、おんな設定だけど、俺にする」 ナレ1「あの……それは聖者では……。コホン……では、勇者。私はこれからいくつかの質問 をします」 ナレ2「むずかしく考えず、素直な気持ちで答えてください。そうすれば、私はあなたを、さ らに知ることになるでしょう」 ナレ1「さあ、はじめましょう。あなたにとって、人生とはたいくつなものですか?」 勇者「いいえ、だな。ゲーム機さえあれば退屈しないぞ」 ナレ1「こまっている人を見ると、つい助けてあげたくなりますか?」 勇者「いいえだ。なんで助けなきゃならんのだ?」 ナレ1「海と山では、山の方が好きですか?」 勇者「はい!だ。海なら、ビキニ姿を晒すことになるじゃないか。くだらん男に声を掛けられ るのは面倒だ」 ナレ1「なにもしないでいると、たいくつでたいくつで、たまらなくなりますか?」 勇者「俺がなにもしない?それはあり得ないが……。ともかく、いいえにしとくか」 ナレ1「よく夢を見るほうですか?」 勇者「見る見る!ぜんぶ食べ物だが。超大盛りを時間内に食べれば無料とか」 ナレ1「だれかに追いかけられる夢を、見ることがありますか?」 勇者「はい……かな。まあ、借金取りだけど(ナタリーとか)」 ナレ1「あまり知らない人といるのは、つかれますか?」 勇者「そうだな……。疲れたことはないな。気に入らなければぶん殴るだけだから」 ナレ「なにか失敗をしても、あまり気にしないほうですか?」 勇者「気にしないぞ。三歩も歩けば忘れるからな」 ナレ「ともだちは多いほうですか?」 勇者「いるぞ、みんなイケメンだけどな」 ナレ「人のうわさ話が気になりますか?」 勇者「そうだな……のことなら気になる」 ナレ「世の中には楽しいことよりも、かなしいことのほうが多いと思いますか?」 勇者「とりあえずは、いいえだな。何があっても楽しく生きることにしている」 ナレ「はやくおとなになりたい、あるいはなりたかったですか?」 勇者「はいだな。子供じゃ、誰も相手にしてくれないだろが。それに児童性癖のある奴の視線 はいやだった」 ナレ「夢を見続けていれば、いつかその夢がかなうと思いますか?」 勇者「はいだろ?ゲームを絶対クリアしてやるという夢なしでは没頭できないじゃないか」 ナレ1「そうですか……。これで、あなたのことがすこしは、わかりました」 勇者「そうか……。俺にはどうでもいいことだ」 ナレ1「では、これが最後の質問です」 ナレ2「気が付いたら、どこかの洞窟の中であった」 勇者「ふむ、質問とは、この洞窟をクリアできるか?ということか?」 その他「(立札)西にすすべし」 勇者「西か……。要するに、他人の言うことを聞く正直者かどうか?」 ナレ1「勇者は、立札を無視して、東へ進んだ。もしかしたら、東西が分からなくて、とりあ えず右へ行ったのかもしれないが」 勇者「あ!」 ナレ2「勇者は落とし穴に落ちた。気が付いたら、元の絶壁の場所だった」 ナレ1「私は、すべてをつかさどる者。今、あなたがどういう人なのか、わかったような気が します」 ナレ2「勇者、あなたはすこしわがままさんのようですね。まわりがどう言おうと、自分が思 ったことをやってみないと、気がすまない性格です」 ナレ1「いろんなことに興味をもつのは、あなたのいいところなのですが、さめやすいのが欠 点でしょう」 ナレ2「そのせいか、まわりの人になにかと迷惑をかけてしまいますが、なぜかきらわれるこ とはありません」 ナレ1「わがままだけど、憎めないタイプ。それがあなたなのです」 ナレ2「……と、これがあなたの性格です」 ナレ1「さあそろそろ、夜が明ける頃。あなたもこの眠りからめざめることでしょう」 ナレ2「私は、すべてをつかさどる者、いつの日かあなたに会えることを、楽しみにまってい ます……」
   
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